2019.04.01
お子様の心を動かす言葉かけ
今日はお子様の心を動かす言葉かけについて、お伝えさせていただきます。
毎日のお子様に対する言葉は、プラスの言葉を常にかけていますか?
それともマイナスの言葉をかけていますか?
保護者様にそんな質問をさせていただくと、大抵の保護者様は、マイナスの言葉をかけていることに気づかれていない方が多くいらっしゃいます。
保護者様は気にならない言葉でも、お子様にとってはやる気に水を差すようなマイナスの言葉をかけてしまい、意欲を引き出せずにいることが普通なのです。
その言葉かけの一例は、「早くしなさい」「どうしてこんな簡単なことができないの」「もっと努力しなくてはだめよ」などです。
これらの言葉はお子様のやる気を失わせる、マイナスの言葉なのです。
しかし、子育てが上手な保護者様は、これとは違った逆の言葉でお子様の心を動かしているのです。
「〇〇ちゃんならきっとできるよ」「〇〇ちゃんならできると信じているよ」などといった言葉です。
皆様はいかがですか?
どのような言葉をお子様にかけていますか?
大人でもマイナスの言葉を浴びせかけられると、しゅんとしてしまいます。
ほめられたり、認められたりすると嬉しくなり、自然とやる気も出てきます。
お子様もそれと同じなのです。
しかし、通常はそのようなお子様の心理を理解できず、保護者様はマイナスの言葉をかけてしまうことが多いのです。
そのマイナス言葉は、我が子のことが嫌いでかけているのではありません。
愛しているからこそ、欠点を直してあげたいという親心から生まれてくるものなのです。
しかし、マイナスの言葉をかけられたときの自分自身の気持ちを、常に考えてくだされば、お子様に決してマイナスの言葉はかけないと思います。
そのためにはまず、母子関係を良くすることが大切なのです。
まずは、1日5回はお子様の良いところをほめてあげましょう。
次に保護者様はお子様に対し、聞く技術を育てていきましょう。
普通の保護者様は、子どもに口で言って聞かせ、動かそうとします。
しかし、口で言って聞かせるやり方は、あまり上手くいかないでしょう。
お子様の言い分を聞く方が、お子様の心を動かすものなのです。
七田式では「認めて・ほめて・愛して育てる」ということがコツであると、常に保護者様にお伝えしています。
お子様が常に保護者様に求めていることは、心から共感してもらうこと、自分の存在を無条件に受け入れてもらい、ほめてもらうことなのです。
大切なことは、お子様のすることによく目を向け、その成長を心から喜び感動することなのです。
保護者様の接し方が変わると、お子様も見事に変わるのです。
お子様のやる気を失わせるような言葉かけをせず、上手な言葉かけをしていただけたらと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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