2019.01.09
年令別しつけのポイント
しつけはどのようにされていますか?
お子様の年齢によって成長は様々なものです。
何よりもお子様の精神的成長合わせて
保護者様は働き掛けをすることがとても大切です。
今日はその時に必要な年齢別しつけのポイントをお伝えしたいとおもいます。
「0歳」
お子様の0歳から1歳の間に性格の基礎は決まります。
この期間に保護者様は十分なスキンシップを図ることが大切です。
大切なポイントはお子様の生理的な要求を満足させ心を安定させることです。
この時の保護者様の働き掛けが性格形成の時期において影響します。
お子様は言葉を発することができないので、泣くことで自分の感情を表に出します。
保護者様はイライラすることなく、まずはお子様を心理的に安定させるには
生理的に安定させることが大切です。
しっかり抱きしめてあげ、落ち着いておっぱいを与えることが大切です。
安定した抱き方で視線を合わせながら授乳をしましょう。
授乳は時間にこだわることなく自然な授乳が良いでしょう。
3~4か月ごろから、そろそろ離乳の準備に入ります。
5~6か月ごろからは本格的に離乳に入りましょう。
母乳とミルクだけで離乳食を与えないのは栄養に偏りができ、
噛む、飲み込むなどの口腔の働きなども進まず、
食事をするのに問題がでてきます。
何よりもバランスが大切です。
「1歳」
この時期になるとお子様は歩くことを覚え、歩き回る時期になります。
自分で移動できるようになると共に心身も大きな成長をします。
この時期は何にでも興味を示す時期の実験機です。
「ダメ」「いけない」と止めることなく、何でも実験させましょう。
何もさせないと、やる気のないお子様になってしまいます。
ベビーサークルの中だけでなく広い所に出して活動させてあげましょう。
また、おんぶはお子様の心を安定させるもの。
しかし、おんぶのしすぎは、歩き始めた1歳児のお子様の行動的な意欲、
やる気を育てるチャンスを失わせます。
この時期になると自分で何でもやってみたいという気持ちが芽生えます。
こぼしてもいいので、スプーンを使い自分で食べさせましょう。
食事をいかにさせることがお子様の意欲に影響します。
1歳児は、まだまだ、遊び食べが自然です。
遊びがひどくなってしまったら「ごちそうさま」で締めくくってあげましょう。
少食なので一度に食べさせず、1日5回食(3時間おき)が良いでしょう。
この時期におやつは与えないようにしましょう。
お菓子の味を覚えさせてしまうとおやつばかり欲しがり、
ご飯を食べなくなってしまいます。
1歳を過ぎるとお子様は保護者様のまねをします。
鉛筆を持ちたがったり、お箸を持ちたがったりします。
その中でも、えんぴつはたくさん与えましょう。
まずは、なぐり書きから始めましょう。
なぐり書きは創造的な意欲の第一歩です。
やる気のあるお子様に育てましょう。
しかし、まだまだ甘えたい時期でもあります。
十分に愛を伝えるのと共に、1歳児の行動的な意欲を
損なわないように育てていきましょう。
明日は2歳児からのしつけのお話をさせていただきたいと思います。