1. 正しい食習慣で健康な身体と脳づくり

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2018.10.09

正しい食習慣で健康な身体と脳づくり

正しい食習慣で健康な身体と脳づくり

ご存知ですか?

健康に育つためにはまずはきちんとした食事をしっかり食べることが大切です。脳は身体の中で、最も栄養に敏感な器官で酸素もたくさん必要とします。食べるものをきちんと摂ってこそ、脳はしっかり働きます。脳に栄養が行き渡らない状態で、「勉強しなさい」と言うのはガソリンの入っていない車に、「走りなさい」と言うことと同じです。脳と身体の栄養源は何が大切であるかを知ることから始めましょう。 

 大切なのは食習慣

 正しい食習慣をつけることで、大人になっても健康的に過ごすことができます。その中でも特に大切にしていきたいことは、「朝ご飯をぬかない」ことです。なぜならば、朝ご飯を抜いてしまうと、頭が働かないからです。朝食をきちんと摂らない子どもが増えていますが、食事を摂らなければ、血糖値が下がり脳にブドウ糖を供給することができません。結果、脳は燃料不足となり働きが悪くなります。朝食を食べず、学校へ行き勉強しようと思っても、回転が鈍く勉強効率が上がらないのです。 

また、朝食だけが特に大切という子ではなくバランスが大切です。今からお伝えすることに気を付けて頂けたらと思います。 

①  1日3食きちんと食べる!! 決まった時間に3食適量を摂取することで、身体のリズムが整い、おやつの食べ過ぎや、夕食の食べ過ぎ防止になります。

②  野菜を多く摂取しましょう!! 野菜・海藻・きのこなどは低カロリーで成長に必要不可欠なビタミンやミネラルが多く含まれています。また、これらを良く噛むことで、早食いを防ぎ、食事の満足感もアップします。

バランスの良い食事には「まごわやさしい」を合言葉として以下の食事を心がけてください。

 栄養価の高い食事をさせてあげたいけれど、メニューを考えるのは毎日一苦労です。そんな日々の悩みを解決してくれるのが、「まごわやさしい」の食材です。各食材をバランスよく摂取することでバランスのとれた食事に変化します。

ま・・・豆類

ご・・・ごま・種実類

わ・・・わかめ・海藻類

や・・・野菜類(緑黄色野菜)

さ・・・魚類(青魚・小魚)・・・青魚と言われる回遊魚が良いでしょう。

し・・・しいたけ・きのこ類

い・・・いも類

「まごわやさしい」の栄養効果は、たくさんのミネラルがエネルギー変換を良くし、脳の働きを活性化します。上記の紹介した物を常に日々の食卓に心掛けるようにしましょう。

 また、 旬のものを食べるように意識しましょう。 野菜には、その野菜が本来実るべき旬の時期があります。旬の時期には栄養価が高まります。また、旬のものを食べるのは、他にも大切な意味があります。

夏が旬のきゅうりは、夏に食べると、水分補給し身体の熱を取る働きをしますが冬に食べると身体を冷やすことになります。春には、フキノトウやウドなど、苦みのあるものが多くあります。この苦味は、冬の間にたまった毒素を解毒する働きがあると言われています。食卓では旬の物を意識し、摂取することを心掛けて頂きたいと思います。 毎日の食べ物が、私たちの身体を作る基本となり、心や脳を育てます。「食」という字は「人を良くする」と書きます。

「食育」とは日々の食事を通して、本当に良い食べ物を選ぶ味覚や知恵を育てることです。「食育」は「教育」同様、子どもにとっての一生の財産です。「まごわやさしい」食を基本とし、昔ながらの知恵も学び最新の栄養学も取り入れながらご家庭で実践していきましょう。