2018.10.05
読解力を身に着けよう
学習の基礎となる読解力はとても重要です。
読んで字のごとく「読」んで理「解」する力を読解力といいます。
小学生からは必ずテストがあります。
テストのときはこの読解力が必要となります。それは国語の教科だけでなくどの教科にも
問題文があります。この問題文を正しく理解できないと正しい答えを導くことはできません。
お子様の読解力チェックの方法をお伝えしますのでご参考にしていただけたらと思います。
読解力チェック
① 計算問題や漢字の問題は得意だが、文章題や読解問題は苦手である。
② 問題文をよく読まず(もしくは理解したつもりで)すぐにとりかかる。
③ 何度も問題文を読み返している。
④ 考える時間が長く、なかなか答えることができない。
⑤ 日常からあまり本を読む習慣がない。
上記の内容が1つでも当てはまるようでしたら、問題文をしっかりと理解できていない可能性があります。
読解力は全ての学習の基礎となります。中学生以降はその力が問われます。また、伝達力やコミュニケーション能力も深く関わりを持っています。読解力向上に向け頑張りましょう。
そのための方法として、
STEP1 読み聞かせが大切です。本に親しみ、内容を理解する力を育てましょう。また、年齢にあった本をよみましょう。
STEP2 音読が大切。文章は声に出して読むことで脳が活性化し、理解力もアップします。お母様やお父様、お子様など交互に声に出して読むこともおすすめです。
STEP3 ここがポイント!お子様に本を読みおえたら「どんな内容だったかな?」と質問し内容をまとめさせましょう。次に「どう思った?」「どの場面が心に残った?」など質問し考えをまとめさせることが大切です。
まずは、お子さまを読書好きにさせることを、目標にしましょう。
読書好きにさせるには、お子様に苦手意識を持たせないことが重要です。その為には
低年齢のうちは簡単な内容のものにしましょう。そして、力に応じて内容を充実させていきましょう。また、お子様が興味のあるジャンルの本もいいのですが、内容が偏ってしまうと一定のジャンルの文章しか読まなくなってしまう傾向もあります。幅広い分野からまんべんなく、読める環境を整えていきましょう。
本を読むのもイメージ力が大切です。
本を読むときはイメージしながら読むことでより具体的に内容をとらえることができます。
算数の文章題が出たならば、その場面をイメージできるとより簡単に答えを出せるように
なります。または、紙に絵や図で描かせることもおすすめです。。
イメージしてから答えを考えると、よりスムーズに問題を解くことができます。
読解力は、これからの学習や社会に出てからも必要となる力です。
多くの本を利用し、イメージ力を活用していきながらお子様の力を伸ばしてあげましょう。