2022.12.12
本番力を身につけよう！
今年もあとわずかになりました。
七田式の教室では、年に１回発表会があります。
発表会に参加された方も、多くいらっしゃるのではないでしょうか。
子どもが成長していくと、教室での発表会だけでなく、
幾度も人前にでて日頃の成果を見せる場面に、
遭遇することになるでしょう。
そんなとき親としては、子どもが本番に強い力を身に付けて欲しいと
願うものですね。
ここぞという場面では、誰しも大なり小なり緊張します。
発表会や試合などで緊張したり不安になるのは、
当たり前なのです。
そこであえて、「緊張しないの」などと、
何度も言い聞かせてしまうと
「緊張するのは悪いこと」と緊張することに
マイナスのイメージを持ってしまいます。
大切なことは、「緊張しても出来た」という
「成功体験を積ませてあげること」です。
たとえ失敗してしまったとしても、
「落ち着いてやれば出来たのに」と本人を責めたりしたら、
緊張=失敗という図式が子どもの心に植え付けられてしまいます。
子どもが立派にやり遂げることは、親にとっては喜ばしいことです。
しかしお子さんへの過度の期待は、百害あって一利もないのです。
他の子と比べたり、出来たときだけほめることを繰り返すと、
子どもの不安は増すばかりです。
「その時」を親子で楽しみ、心からのねぎらいの言葉を
かけてあげることを忘れないでください。
子ども達は、本番に向けて、練習を積み重ねているはずです。
その努力を認めて、ほめてあげることを第一とし、
子どもと接していくことが大切です。
そういう環境で育っていくと、
緊張しながらも本番を楽しめる、
そんな子どもへと成長していけるはずです。
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