2022.11.05
英語力は「読み・書き」までつなげること!
子どもには、英語を習得させたいとお考えの方、
多いと思います。
英語力を獲得するためには、まず「聞く・話す」ことが
できるようになるのが第一です。
しかし、そこで獲得した力をしっかりと定着させ、
いつでも使いこなす能力としていくためには、
話を聞かせたり、させたりするだけでなく、
「読み・書き」という力を育てることが必要です。
これは、日本語にもいえることですが、
読みは、子どもの想像の世界を広げ、物語や話の中から、
自分で体験できない世界のことまでも認識させる力を発達させます。
そして書きは、思考を正確にし、より緻密にします。
書くことによって、右脳の優れた能力が、左脳の表現力と結びつき、
右脳と左脳がよく連動して働くようになるのです。
読みと書きは、車の両輪のような関係に似ています。
どちらが欠けても、車は目的地に到達することはできないのです。
「読み・書き」の力を育てるためには、
まず単語一つひとつを読ませる、
あるいは書かせることからはじめましょう。
単語を正しく読め、正しくつづることができるようにするには、
やはり、繰り返しに勝るものはありません。
何度も繰り返す・長期的に同じ単語を書くことで、
書きながら手に覚えさせていくのです。
例えば、「りんご」の絵カードと単語カードを用意しましょう。
この絵カードを見せながら、単語を言わせるようにします。
何度も何度も繰り返しインプットができると、
自然と子どもは「Apple」と言ってくれるようになります。
次に、単語カードを使用し、「🍎」=「Apple」と
つづるということを見せていきます。
いろいろなカードを見せながら、楽しい雰囲気でフラッシュすると、
喜んで取り組んでくれることでしょう。
子どもはテンポよくリズムのあるものが好きなのです。
はじめは文字数の少ない単語「cat」「dog」「hat」
などから取り組むとよいでしょう。
また時々、英語の絵本などから、
覚えた単語を探す「単語探しゲーム」をしてみましょう。
こうすることで、単語をひとまとまりで
読む力を育てることができます。
そして、アルファベットが1文字ずつ書けるようになったら、
単語書きに入りましょう。
単語読みで習ったものから書かせると、
とてもスムーズにすすめられると思います。
書くには、次のステップがあります。
①イラストを見せながら、単語のつづりを指で何度もなぞらせます。
②実際に鉛筆を持って書いていきましょう。
最初はなぞるだけです。(なぞり書き)
⓷スラスラなぞって書けるようになったら、
お手本を見ながら、自力で書く練習をしましょう。
これができるようになったら、
単語のつづりは見せずにイラストだけを見せて、
子どもが単語のつづりが書けるようにしていきます。
そうすると子どもの頭の中では、「🍎」=「apple」と
つながるようになります。
親が手を添えて書くときも、子どもが一人で書く場合でも、
書いている単語や文章を一緒に声を出しながら取り組むと、
後に書いている文字の情報と耳で聞いた音の情報が
一致しやすくなります。
例えば、catと書きながら、キャットと発音します。
シー・エー・ティーというようにアルファベットを読むのではなく、
単語の音を入力します。
耳からの記憶で覚えた内容を、「
読む力」「書く力」につなげやすくするためです。
書きの取り組みは、あまり時間をかけずに行いましょう
毎日、数分で取り組むことです。
そして必ず取り組んだその場で「頑張ったね」
と声をかけ、はなまるをつけてあげるなどしましょう。
確かな英語力を育むには、「読み・書き」につなげることが
大切です。
ぜひ、ご家庭で取り組んでみましょう!
七田式の無料体験レッスンのお申込みは👇