2022.10.16
心の育て方
今日はお子様の成長過程に沿った心の教育の大切さを
お話させていただきたいと思います。
子育てには、IQ教育と「心の教育指数」といわれているEQ教育があります。
現代の教育はIQ教育に偏りがちですが、EQが成長してこそ、
得た知識を社会で役立てていくことができます。
EQもIQ同様、乳児期に大切な働きがけがあってこそ、
育てることができるものです。
しかし、この大切な時期に、マイナスの働きかけをしてしまっているのを、
よく目にします。
EQを育てるには、保護者様が心の知性を持ち、お子様の心に共感し、
成長過程に合った働きかけをすることがとても大切です。
冒頭にもお伝えしたように、子育てにはお子様の知能を育てるIQ教育と、
心を育てるEQ教育があります。
EQ教育の中心は、保護者様がお子様の気持ちを汲み取り、共感し、慰め、
導くことであり、このような教育の能力は保護者様の心の知性といわれているものです。
保護者様が心の知性を持って、我が子を育てていくのが、EQ教育です。
しかし、保護者様が、これとまったく相反する接し方をすることで、
お子様の心をとても傷つけ、心を歪め。魂の成長を止めてしまうということがあります。
お子様に向かって、余計な批判をしたり、恥ずかし思いをさせたり、からかったり、
お子様が自己評価を下げるような発言をすると、お子様の心はとても傷つき、
保護者様とお子様の心の絆を断ち切ってしまうということが起こるのです。
保護者様が、お子様を尊重し接するのがEQ教育で、その反対の接し方をすると、
お子様はストレスを受け、学校での成績が伸び悩み、
お友達と上手にやっていけないというような問題を抱え込みます。
このような否定的で、お子様を傷つける子育てを、
保護者様がついしてしまうのが問題です。
お子様の自信を傷つけるようなことを、悪気があってではないとはいえ、
時々してしまうことが問題なのです。
EQ教育の為の5つのステップをご紹介します。
①お子様の心に気づく。
➁お子様の感情が揺れている時は、お子様に近づき、教育するチャンスだととらえる。
③お子様の訴える話に共感し、お子様の抱いている感情を、妥当だと認める。
④お子様が味わっている感情の特徴をとらえ、それを言葉に置き換えてあげる。
⑤そうして、直掩している問題をどのように解決するか、問題の解決策を、
ともに考え、解決していく。
たくさんの愛を注ぎ、お子様の話をよく聞いて、共感しあえる親子であるという事が
何よりも大切です。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。