1. お子さまの短所を輝かせる方法 2

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2022.09.18

お子さまの短所を輝かせる方法 2

お子さまの短所を輝かせる方法 2

先週に引き続きお子さまの短所を輝かせる方法をお話させていただきたいと思います。

今日はリフレーミングのポイントをお子様のタイプ別にお伝えいたします。

「おとなしい子・自己主張をしないお子様」は、リフレーミングをすることで、

周囲の状況を読み、協調性を持ち人と接することができます。

集団生活の中では、欠かすことのできない資質といえます。

このような資質を持っているお子様は、自分から「これがしたい」という

積極的なアピールがないことが多いものです。

何に興味を持っているか、保護者様が見極め、その力を伸ばすサポートを

してあげることが大切です。

自分から主張できない場合、「Aがいい?それともBがいい?」

選ばせることから始めましょう。

自分で選ぶことの楽しさに気づかせ「自分の意見を主張することも大切」

ということを学ばせましょう。

次に「うまくいかないと癇癪を起す子」は負けず嫌いで、

思うような結果が出せなかったことへの悔しさから、癇癪を起してしまうのです。

競争心が強いともいえますが、このようなお子様は成長も早いのです。

お子様の悔しさに同調し、

「悔しかったね。でも努力していたことは、素晴らしかったと思うよ。

これからもっと努力したら、上手にできるようになるよ。応援しているからね」などと。

声をかけてあげることが大切です。

どうしたら上手くできるかを一緒に考え、行動することです。

最後に「すぐにあきらめてしまう子」は、切り替えが早いという事です。

すぐに次のやり方に方向転換できる性格です。

一方で、「自分にはできない」と、すぐにあきらめてしまうのは、

自信のなさの表われです。

このようなお子様は、様々な成功体験をさせてあげる必要があります。

積極的に簡単なお手伝いをさせ、してくれたときに「すごいね。ありがとう」

オーバーなぐらいにほめましょう。

あるいは、簡単にできるプリントなどに取り組ませて後で、

きちんとほめてあげるのです。

小さな成功体験の積み重ねが、大きな自信につながり、チャレンジ精神が育ちます。

何より、「ママは、〇〇ちゃんならできると思うよ」という

保護者様の温かい励ましを大切にしましょう。

お子様の行動には、一つひとつ意味があります。

お子様は大人に比べ、まだ、言葉や行動で自分の気持ちを上手く表現できません。

その行動が、大人から見ると、困った短所として映ることがあるのです。

お子様の行動の奥に、どのような心理や願いが隠されているのかを読み解くのは、

保護者様の役割です。

保護者様にしかできないことと言えるでしょう。

お子様を自分の作った枠の中だけで見るのではなく、

様々な角度から見る習慣をつけましょう。

そのためにも、時にはほかの家族や周囲の人にお子様の話を聞いてみて、

新たな視点を見つけましょう。

お子様の様々な可能性に光を当てられる保護者様で頂けたらと思います。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。