2022.09.01
反抗期は成長の時!!
本日は、子どもが反抗期を迎えた時の対策についてのお話しです。
「反抗期」と聞くとどのように向き合えばよいのかと、
悩まれる方が大勢いらっしゃいます。
でも大丈夫!何も心配することはありません。
なぜなら反抗期とは自我の芽生えだからです。
子どもの個性が育つ時期であり、成長した証でもあります。
ただただ、我が子が成長する姿を見守っていけば良いのです。
反抗期は成長過程において2回訪れると言います。
1回目は2歳から5歳までの幼児期。
2回目は中学生頃の思春期に訪れると言われています。
どちらの年齢の反抗期も、大人たちから言われるままではなく、
「自分の考えるようにやってみたい」
という自我の芽生えから現れるものなのです。
幼児期に起こる反抗期は「イヤイヤ期」とも言われています。
この反抗期は大人の言う事に対して、
なんでも「イヤイヤ」と反発することです。
何でもイヤイヤと反発されてしまうと、
保護者様としては困ってしまいます。
「どうしたら良いのか」
と気落ちしてしまうかもしれません。
しかし、これは繰り返しになりますが、
きちんと子どもが成長している証なのです。
今までは保護者様にすべての事をしてもらっていたため、
「こうしたい」
と自分の意思を伝えたり、
「こっちへ行きたい」
と行動に移すことが難しかったのですが、
言葉を少しずつ覚え、自分で動けるようになると自我が芽生えます。
すると、自分の思っていることを通したいと欲求が強くなるのです。
このような時期は、成長過程の中でどの子も通る道なので、
悩む必要は全くありません。
反抗期は自立にむけた第一歩でもあります。
子どもが成長している時期なのだと、
この時期をプラスに受け止めていきましょう。
反抗期の受け止め方のポイントは、
親が子どもの反抗(イヤイヤ)に腹を立てず、
ゆとりを持って接することです。
イヤイヤ期の時期は何を言っても「イヤイヤ」なので、
質問形式を変える工夫をしましょう。
例えば「お夕飯はハンバーグでいいかな?」
と質問するのではなく、
「ハンバーグと、スパゲティのどっちが食べたいかな?」
など質問し、お子様に選ばせると良いです。
選ばせてあげることで、
子どもは自分の意見を聞き入れてもらえたと
満足感を得ることができます。
また、子どもの反抗に対してなんでも
「ダメ、いけない」
を押し付けることはよくありません。
子ども自身が納得していないので心を閉ざしてしまうからです。
なるべく子どもの意見を聞いて下さい。
親からみて「これはダメ」と思ったら、
なぜダメなのかの理由を説明してあげましょう。
理由が分かれば、子どもも納得します。
また、子どもの反抗期は
「さみしいよ」「かまって」
のサインでもあります。
自分の気持ちを言葉で表現することは難しいと、
その気持ちを反抗という態度で示します。
親はそのサインを見逃すことなく、
コミュニケ―ション不足なのだと感じることが大切です。
更に、きょうだいがいる場合は下の子ばかりをかまっていないか、
上の子に対して愛情不足になっていないかを見直してみて下さい。
心が満たされることで、反抗が落ち着くこともあります。
短い時間でも、膝の上で絵本を読んであげたり、
「〇〇ちゃんのことが大好きよ」
と言って抱きしめてあげるなど、
スキンシップを十分にとってあげることが大切です。
反抗期は子どもの成長にとても重要な過渡期です。
心に余裕を持ち、どっしり構え、
「我が子も成長してきた」
と成長を楽しんで、子育てをしていきましょう。
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