2022.08.29
年齢別「しつけ」の方法とは?③
本日は、前回、前々回から続く、年齢別の「しつけ」について。
4歳から5歳までのポイントです。
子どもが【4歳】児になると、
「イヤイヤ」期に突入と言われるくらい、
反抗的な時期になります。
この時期がいちばん幼児の反抗が激しくなる時期です。
深い意味はなくても何でも「イヤ」というのです。
これは自我が育ち、何でも自分の考え、興味、
そして気持ちに従って動きたいからなのです。
「泣き虫4歳児」
「怒りんぼ4歳児」
ともいいます。
生まれてから4歳まで、甘やかされて育ってきたのに、
「お兄ちゃんなんだから」
「お姉ちゃんなんだから」
などと言われて、不安な気持ちになるのです。
高い階段に前進する足踏みの状態にある時期と言えます。
重要なことは、悪くなったから反抗するのではなく、
成長したから反抗することを保護者様が知ることです。
この反抗的なエネルギーを十分満足させ、
正しい方向に伸ばすことが良いのです。
そして4歳児は、平衡感覚の良くなる時期でもあります。
走る、ぶら下がる、転がる、よじ登る、投げる、
など元気いっぱい運動させてください。
砂遊びやどろんこ遊び、鉄棒などなど、
エネルギーいっぱいの活動をさせることが大切です。
そして運動をするエネルギーと同じくらい、大切なことがあります。
それは「発見エネルギー」です。
蟻の巣穴、松の木のヤニ、など何でも構いません。
子どもは様々なものを拾い、宝物にしてしまいます。
この時期は自我を育て、反抗的なエネルギーを
プラスに伸ばすことが大切なのです。
【5歳】児についてです。
今までとは違い、大人らしく落ち着き、頼りになる時期でもあります。
自我意識を持った立派な個性的な人間で、
口答えをしたり、へりくつを言ったりする時期でもあります。
しかし、この時期は子どもの自己主張に耳を傾けてあげることで、
自信を持った子どもに育てることができるのです。
この時期に大切なことは、しつけの一つとして約束をすること。
そして子どもとの約束は、親も約束をきちんと守ることです。
5歳児は何より、生活習慣を身につけるスタートでもあります。
朝起きたらすぐ着替えて、パジャマをたたむ。
洗顔、手洗い、歯磨き、部屋の片づけなど、
きちんとさせることが大切です。
また、食事の準備や簡単な仕事を手伝わせていきましょう。
手伝いが済んだのであれば、家族にも伝え、
皆で褒めてあげましょう。
子どもの良いところを伸ばし、明るく育てていくことが、
上手な子育てと言えます。
小学校に入学するということを考え、
きちんとした生活習慣を身に着けることが大切です。
子どもの年齢ごとにみてきましたが、
どの年齢であっても、親が手本となること、
そして、楽しく行っていくことが大事です。
子どもの人間性を高めていくよう働きかけしていきましょう!
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