2022.08.05
「英語の能力は6歳までで決まる!?」ってホント?
「英語を聞き取る能力は幼児期に決まる」
「英語の学習を始めるのは早ければ早いほど良い」
というお話、よく聞かれることと思います。
普段から家庭での取り組みに英語を取り入れている、
という保護者の方も多いかと思います。
確かに、早くから英語に触れることで
リスニングやスピーキングの能力は飛躍的に向上し、
4、5歳でも不自由なく英語を話すことができるようになります。
たとえ両親が英語が不得意であっても、
英語が話される環境で育てば実現が可能なのです。
しかしこの幼児期の語学力は、
継続した取り組みがなければすぐに失われてしまいます。
6歳までの語学学習は右脳の語学学習能力を働かせた結果です。
特に6歳までの幼児期は右脳の働きが優位で、
高速大量インプットに適した状態です。
ただ、右脳には才能逓減の法則が働いています。
0歳から2歳は無限の能力を秘めているのですが、
6歳頃にはその能力は固定されてしまい、
能力を引き出すのには時間と労力がかかるようになります。
能力が定着をする前に、半年でも英語に触れないでいると、
すっかりその能力が消えてしまうのです。
ときどき、「幼児に英語を教えても無駄」
というようなネット記事を見かけるのは、このパターンです。
幼少期は英語が出来たのに、大きくなってからの英語の能力が
芳しくなったというのは、英語力の定着ができずやめてしまった
というものが多いのです。
ですから、継続的な取り組みを最低10歳くらいまでは
続ける必要があります。
この場合の学習はまとまった時間でなくても構いません。
1日10分、20分でもCDを聴く・話す・読むを続けることで
語学力は消えるばかりか一層向上していきます。
10歳まで学習を続けていると、
右脳中心であった語学力が次第に左脳に移り、
右脳と左脳が連動して働くようになるので、
一生消えない能力に変わります。
実は、右脳と左脳を連動させなければIQの伸びも期待できません。
幼児期からの英語教育が珍しくなくなった今でも、
リスニングとスピーキングに偏った取り組みが多いのは問題です。
ひらがなの練習を始めたら、同時にアルファベットの練習も始めましょう。
また、英語の絵本もたくさん読んであげてください。
リーディング・ライティングまで行うことで、
右脳と左脳が連動した賢い頭がつくられます。
読み書きができるようになったら、
もう英検5級に合格することが可能な段階まで来ています。
このような段階を踏んでいる子どもたちは、
大きくなってから英語の成績が振るわないようなことはありません。
読み書きができれば自分で英語の本を読むこともできますし、
少しの訓練で作文力も向上していくのです。
何より、「自分は英語ができる」
という意識が更に学習意欲を掻き立てます。
将来、お子さまがどの道に進むのか分からなくても、
中学校や高校、そして大学で苦労しやすいのが英語です。
英語ができるだけで、学びや仕事のチャンスも広がります。
お子さまの夢の可能性を広げるためにも、
一緒に下準備をしてあげましょう!
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