2022.05.22
家庭学習の目的
今日は家庭学習がなぜ大切なのか「家庭学習の意義」をお伝えさせていただきます。
そもそも家庭学習の目的には、就学後の勉強を理解・定着させるとともに、
自主的に学ぶ習慣をつけることがあります。
そうすることで、基礎学力をきちんと身につけ、それを応用することで、
創造的な表現をしたり、自分らしい生き方を見つけていくことができます。
幼少期のうちから、プリントを通して家庭学習の習慣をつけて頂きたいと思います。
小学校の教育現場でも、家庭での学習習慣を重視する方針がとられています。
ここでの「家庭学習」とは「宿題以外の、家庭で自発的に行う学習」のことを指します。
では、家庭学習の意義とはなんでしょうか。
言うまでもなく、就学後の学習を支える力を育てることが挙げられます。
学校の授業で1度聞いただけでは。学習内容は定着しません。
学習内容の定着には、予習・復習が大切です。
予習をしてから授業を受けることで、自己学習の内容を確認できます。
先生の話す内容を正しく理解しながら、授業を受けることができるので、
理解度が高まります。
そして復習によって理解したことに自分なりの解釈を加え、
定着させることができるのです。
家庭学習の意義はそれだけではありません。
家庭学習は、お子様の興味・関心を広げることに繋がります。
家庭学習の内容は、お子様に身につけさせたい力は何か、
興味のある分野を深めるには、どのようなことを学び体験させるとよいかを
吟味して決める必要があります。
お子様が小さい場合は、保護者様が様子を見て環境を整える必要がありますし、
小学生以上であれば、お子様自身にプランを立てさせることも大切です。
そして家庭学習の中で、自分で調べる、学ぶ、まとめる力を育てることができます。
しかし、家庭学習の習慣は、就学後、急にできるようになるものではありません。
やはり、保護者様の工夫により、お子様が自然と家庭学習を習慣にできる必要があるのです。
来週は家庭学習の基本的な取り組みについてお話したいと思います。
本日も最後までお読み頂きありがとうございます