2022.05.12
英語の絵本を暗唱してみよう!
七田式の英語レッスンでは、
[絵本]の暗唱を重要視しています。
意味も分かっていないのに暗唱することに
一体どんな意味があるの?
と思われる方もいるかもしれません。
この暗唱するということは、とても重要な意味があるのです。
暗唱ができるようにするためには、
ひたすら音読することになりますが、
それは人間の潜在意識に深く記憶を刻み、
それは後に素晴らしいひらめき・創造力となって現れます。
現代では暗記中心の学習は悪とされる風潮もありますが、
江戸時代の寺子屋では子どもたちに古典の素読をさせていました。
素読というのは意味や理解を求めません。
古典をひたすら暗唱し覚える学習法のことです。
この素読を行うと頭の質が変わるのです。
一度見聞きすると、深い記憶の回路が開け、
単なる記憶ではなく、理解と記憶がいっぺんに行われる
そんな能力が身につきます。
これは右脳の自動処理機能を使った学習です。
脳は右脳と左脳に分かれていて、
左脳は言語脳、
右脳はイメージ脳
と呼ばれます。
そのため言語は左脳で操作されるもの、
と思われがちですが、実は右脳でも操作されます。
しかも右脳には高速大量記憶機能と高速自動処理機能
という機能があります。
これを使えれば、相手がどれほど速いスピードで
話していても理解できるということが起こります。
実際、語学の達人の勉強法は、
暗唱によるところが大きいと言われています。
例えば、トロイの木馬で有名なトロイ遺跡を発掘したシュリーマンは、
フランス語、イタリア語、スペイン語など10種類以上の言語を
話したそうです。
そして、それらの語学を習得した勉強法が暗唱なのです。
毎日1時間、大きな声で文章を音読して唱え、
教会の礼拝に通って説教を一語一語口真似して唱えていました。
また、作文を書いて先生に添削してもらうことはもちろん、
添削後の文章も暗唱していたそうです。
ひたすら暗唱して、自然と記憶していたことがわかりますね。
この方法であれば、自然と文法の規則性も獲得できます。
単数・複数・前置詞それぞれの役割など、
文法書など使わずとも一生のスキルとすることができます。
このスキルはリーディングにとどまらず、
多くの英文を聴くことによりリスニング力、
自ら繰り返し英語を口にすることで
スピーキング力までも向上します。
総合的に使える英語力を育てるのです。
暗唱は、より高い記憶力を育む有効な取り組みです。
ぜひ、[絵本]の暗唱から初めてみましょう!
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