1. 「数」への意識を高めよう!

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2022.05.10

「数」への意識を高めよう!

「数」への意識を高めよう!

青空に向かってこいのぼりが力強く元気に泳いでいます。

風がとても爽やかで、新緑が眩しい季節となりました。

お子様の生活リズムもようやく整ってきた頃ではないでしょうか。

 

日常の会話の中で、お子様に話しかける時、

お母様は「数字」を意識していらっしゃいますか。

「今、ちょうど7時だね。あと20分したら、

家を出ますよ。長い針が4のところね。」

と意図的に数字に気付かせるようにします。

すると時計を見せながら1から12までの数字を教える事ができます。

 

また、お子様に「量」の感覚を身につけさせるには

「多い、少ない、半分、もう少し、もっと」

を実感させることが大切です。

例えば、お母様が、2つのコップに麦茶を注ぎながら、

「どっちのコップに多く入っているかな?」

とお子様に比較させます。

次に「コップの半分くらいまで麦茶を入れてみてね。」

とお子様自身がピッチャーからコップへ麦茶を注いでみることで

「量」の感覚をつかみます。

たとえ、お子様が麦茶をこぼしたりしたとしても叱らずに、

最後まで水を注ぐ事に集中させ、見守ってください。

ちゃんと注いだ時には、

「良く見て、コップの半分まで注ぐことができたね。すごいね。」

とにっこりと笑顔で褒めてあげましょう。

「コップの半分入れて」「もう少し入れて」

などと話しながら、お子様は自然に量の感覚を

身につけることができます。

 

さらに小学2年生の算数では「水のかさの単位」を学習します。

まず「L dL mL」の違いを理解し「量感」をつかむようにします。

牛乳パック1Lを基準として、コップ1dLを牛乳パックに10回注ぐと

1Lになるというふうに教えると良いでしょう。

コップよりも小さい入れ物の時はmLを使うと説明します。

飲み物の容器や調味料の容器のラベルを見ると、

内容量が明記されているので

いろいろ比較してみるのも楽しいでしょう。

「お母さんの好きな缶コーヒーは400mL」

「私が好きな麦茶は500mL」

「バケツ1杯は7L」

「お風呂は200L」

「知らなかった!お風呂ってこんなにたくさんの水を使っているんだね。」

親子の楽しそうな会話が聞こえてきます。

このように数字が明確になると「量」イメージも描きやすくなりますね。

 

応用編として、

「一般家庭の浴槽にお湯をはるには、約200Lの水が必要です。

200リットルを溜めるのに水道代は約50円かかります。

1ヶ月毎日、お風呂に入るとすると、

1ヶ月間で使う水道代はいくらでしょう。」

と掛け算を使って水道料金も算出することもできます。

50円×30日=1500円

お母様と一緒に水道料金表を確認したり、

家で節水するには、どんなことが考えられるかなど、

生活を振り返る上でも「数字」が大事な要素になると気付かされます。

 

「数」を題材にしたちょっとした話を

機会があるごとに何度もする事で、

数のセンスが高まり、親子のコミュニケーションも進みます。

日々の暮らしの中で「数」に気付かせ、親しませていきましょう!

 

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