2022.05.08
図書館を活用しましょう
今日は図書館の大切さについてお話させていただきたいと思います。
以前文部科学省より発表された「全国学力調査の分析」によると、
「授業で学校図書館を活用する」学校は成績の向上が顕著である
という結果が出ています。
七田式でも、読書の習慣を身につけることが、
学力の向上につながることをお伝えしています。
では、読書することで得られる効果をお伝えします。
①文字読み(文字書き)が、学力の土台となります。
➁読書週間が、学習習慣の土台となります。
③知識の広がりが、学習意欲向上へと発展します。
ではどのように学習効果への現われにつながるのでしょうか?
まずは活字に親しむことができます。
本のジャンルは問いません。
お子様の読みたいものであれば何でもOKです。
絵本や図鑑、雑誌にも活字はあります。
活字を読むことに慣れることで、好きなジャンルの本が見つかるようになります。
同じジャンルの本でも著者により違う見方があるので、
さらに学びたいという意欲がわくようになります。
以上のことが学習と図書館の学力関係となります。
次に図書館の活用法をお伝えします。
①「ルールを守ること」が大切です。
騒がない
本を丁寧に扱う
飲食をしない
返却日を守る。
これらのルールは、図書館にいる人、本を借りる人のために決められたルールです。
そのことをお子様にきちんと伝えましょう。
ルールをきちんと守り利用することで、
相手を思いやる気持ちや社会性を育むことができます。
➁貸出期間を意識することが必要です。
一般的な貸出期間は2週間です。
限られた期間で読むには、時間配分を考えなくてはいけません。
借りる冊数を検討したり、借りた本の冊数から、読書するペースを考えたり、
自分でコントロールしなくてはいけません。
貸出期間があることで、ペース配分を身につけることができます。
③さまざまな品に触れることで興味関心が広がります。
図書館に置かれている本は、主に「日本十進分類法」で分類されています。
0類…調べもの
1類…生き方
2類…歴史・伝記・地理
3類…社会
4類…算数・理科
5類…工業・家庭科
6類…産業
7類…美術・音楽・スポーツ
8類…国語・言葉
9類…物語・詩
同じテーマの本でも、分類が違えば、別の視点から書かれているので、
多角的に書物を見る力がつきます。
ぜひお子さまと一緒に図書館へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。