2022.03.27
子育てのイライラ解消法
今日は子育てのイライラ解消法についてお話致します。
小学生のお子様を持つご家庭の保護者様が、お子様に対して
イライラすることの代表的な原因として、
生活習慣の乱れやだらしのなさが挙げられます。
それは、どのようなことでしょうか。
☆勉強を後回しにする。
☆何でも言わないと行動しない。
☆部屋を片付けない。
☆テレビやゲームを何時間もする。
☆脱ぎっぱなしの洋服。
このようなことではないでしょうか。
ではそのような時の保護者様の反応はどのような様子なのかを考えてみましょう。
①怒りながらお子様を注意する。
➁呆れながらお子様に言う。
③気持ちを抑えて、笑顔でお子様に伝える。
④お子様自身が気づくまで待つ。
⑤言っても分からないだろうから、放っておく。
⑥お子様がしないのだから、自分でやってしまう。
何番に該当しましたか?
ではその時のお子様の受け止め方を考えてみましょう。
①お子様の気持ちを無視した対応の仕方にイライラし、改善できなくなります。
お子様の気持ちを聞き出してから、保護者様ご自身の気持ちを伝えるようにしましょう。
➁「呆れる」という表情はお子様に「わたし(僕)のことを信頼してくれていない」
と感じさせてしまう恐れがあります。
「〇〇ちゃん、本当はできるんだよね、お母さん知っているよ」と
信頼の言葉を加えてみましょう。
③ご自身の気持ちをコトロールしています。
しかし、笑顔で注意していると「やらなくても、怒らない」と
勘違いしてしまう可能性もあります。
④⑤⑥お子様が良い方向へ改善される見込みは低いと考えられます。
お子様は自分がしていることに対して、振り返るきっかけをなくしてしまいます。
ではどのように解決をしていけばよいのでしょうか?
その場を何とかしようとするのではなく、根本的な解決をするよう心がけましょう。
「部屋を片付けない理由」で考えてみましょう。
例「片付けなさい」(母)
「嫌だ」(子)
「何言っているの早くしなさい」(母)
このようなやり取りをするのではなく、「原因療法」を心がけましょう。
「片付けた方がスッキリして気持ちいいと思うけど」(母)
「どうせまた使うよ」(子)
「そうまた使うのね」(母)
「その時探さなくて済むしね」(子)
「でも物がたくさんあったら、逆にさがすのが難しくならないかな」(母)
「そうだね」(子)
「このあたりにまとめておくのどうかな」(母)
このようなやり取りを心がけましょう。
時間はかかるかもしれませんが、イライラの原因そのものを改善することができます。
ポイントは「山びこ法」です。
原因を探り、お子様のやる気を引き出していきましょう。
お子様はいくつになっても、ほめられるとうれしいものです。
できたらほめるという、幼児の頃にしていたことを
小学生になっても心がけるようにしましょう。
お子様ができたときはその場で、お子様が照れるくらいほめてあげましょう。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。