2022.03.12
2際ごろの自己主張と反抗について
子どもたちは成長するに従い、
自己主張するようになります。
子どもの成長とともに、年齢に応じて反抗期も
訪れてきます。
今までは、ただただ可愛く愛おしく感じられた我が子が、
いつの間にか言うことを聞かなくなってきて、
子育てに戸惑いを感じている方もいらっしゃるかもしれません。
本日は、子どもの自己主張についてお話します。
子どもが自己主張をするようになったということは、
自我が芽生え始めたということであり、
見方を変えれば、順調な成長の証と捉えることもできます。
では、具体的に1歳児、2歳児にはどのように接してあげると
よいかをみていきましょう。
1歳児、2歳児は言葉を理解できるようになっても、
その言葉の意味や状況をすべて理解できるわけではありません。
「やめなさい」
と伝えても、すぐに反応するのは難しいのです。
また、子どもはあまのじゃくな時期があります。
真正面から受け取らずに、サラリと受け流すのも一つの方法です。
しかって抑えようとすると、心が素直に育ちません。
だからといって、自我を放置したままではいけません。
【自我=わがまま】ですので、
いけないことはいけないと、
根気よく伝え続けなければなりません。
子どもは、親の本気度を試しているのです。
ここで気を付けていただきたいことは、
【自我=わがまま】ですが、
【甘え=わがまま】ではありません。
甘えは十分に満たしてあげましょう。
わがままと甘えの違いは
見極めるのが難しいと思いますが、
子どもの気持ちを理解しながら、
対応していきましょう。
自己主張が始まったら、自立の気持ちを尊重し、
気持ちを言い表しやすい言葉をかけてあげましょう。
「~してはだめ」
「~しなさい」
というような禁止語・否定語・命令語を使うのではなく、
「AとBのどちらにする?」
と自分で選ばせたり、
「〇〇ちゃんならできるよね」
「~してくれる?」
というように依頼語で語りかけたりしましょう!
また、2歳ごろは、一旦動作を始めてしまうと、
それを自分で制止できない傾向にあります。
「やめなさい」と言うのではなく、
うまく他のことに気をそらせるとよいでしょう。
よくこの時期のお子様を「魔の2際児」と言われることがあります。
どの子も必ず通る道であり、【童技】と言われるように
子どもが確かに成長していることの一つ。
大変な時期でもありますが、笑顔を大切に、
よい親子関係を築いていきましょう。
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