2022.03.13
お子様と料理を楽しみましょう
子育ての目的は、最終的にはお子様の自立ではないかと思います。
お子様には日頃から家事をお手伝いさせたり、
一緒に料理をしたりして、将来、自立した生活ができるよう、
その土台を作ることが大切です。
私たちの身体と健康をつくる、「食」に関しての知識を深め、
経験を積んでおくと、生活を通じて大変役立つものになります。
「火を使ったり、包丁を使ったりすることが危ない」
「時間がないので、料理の邪魔をされたくない」などと、
お子様をキッチンから遠ざけないで、是非ともトライさせていきましょう。
小学生になると、自分で食べ物を選択することも増えていきます。
その時、正しい選択ができるためにも、「料理」のお手伝いを通して、
食の大切さを伝えるようにしていきましょう。
では、お子様が料理をすることのメリットには、
どんなことがあるのでしょうか?
①自立への第一歩となります。
➁食べ物に対して感謝の気持ちを持つことができます。
③食と健康の関係を学び、健康への意識が高まります。
④親子のコミュニケーションの時間になります。
⑤段取りを考える力が育ちます。
⑥料理を完成させることで達成感が味わえます。
以上6つのメリットがあると思います。
お子様に料理に挑戦してもらうことで得られるものはたくさんあります。
お子様が料理に対して興味を持つように、お手伝いを進めてみてください。
お手伝いをするポイントは、まずは簡単なことからお手伝いをしてもらいましょう。
そして、少しずつ複雑なことにも挑戦してもらうようにすると、
段々と上達していきます。
お手伝いは年齢によりポイントがあります。
低学年のお子様は、
具材をまぜる。
野菜をちぎり、盛り付ける。
乱切りや輪切りなど、簡単な形に切る。
高学年のお子様は、
フライパンで炒める。
お鍋で卵や野菜をゆでる。
最初から最後まで、簡単な料理を一つ作る。
などです。
お子様が料理の手伝いをきちんと最後までできたら、
「ありがとう、うまくできたね」「とてもおいしいね」などと、
しっかりと言葉に出してほめ、達成感を味わわせましょう。
また、料理を作って終わりではなく、
食べ終わった後の片づけまですることです。
お皿洗いや食器の後片付け、生ごみの処理なども教え、
自分でできるようにしておくことが大切です。
後片付けがきちんとできることで責任感が育っていきます。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。