2022.02.27
素敵な友人関係を育むには
友達と良い関係を築くには、「相手を思いやる気持ちを持つ」ことが何より大切です。
「自分さえよければいい」という考え方でいると、良い関係を築くことはできません。
保護者様が心がけると、その姿を見て、お子様も自然と
思いやりの心を育むことができます。
また、人は、相手から受け入れられていると感じた時、
初めて心を開くものです。
笑顔で接し、相手の言うことにきちんと耳を傾けることが大切です。
では、どのように接すると良いのでしょうか?
①「笑顔で接しましょう」
笑顔は周囲にいる人を和ませる効果があります。
保護者様も笑顔でお子様と接し、明るい言葉をかけましょう。
➁「相手の話を聞きましょう」
相手の気持ちを考えながら、きちんと話の内容を聞きましょう。
みんなで話をする時は、できるだけ公平にみんなの意見を聞きましょう。
そして、保護者様はお子様の友人関係に干渉しすぎないことが大切です。
無関心もよくありませんが、食事のときや夜寝る前など、
お子様とコミュニケーションをとる時間をつくり、
その日に学校であったことなどを話すようにしましょう。
そうすることで、「何かあったときは、いつでも見方でいてくれる」
という安心感を持つことができるのです。
お子様が友達とけんかをしてしまったときは、イメージを利用すると、
仲直りがしやすくなります。
例えば、「明日学校に行ったら、〇〇さんに素直に「ごめんね」が言えるよ。
謝れたら、きっとお互いがニコニコ笑顔になるよ」などと、
良いイメージをしておくことで、仲直りがしやすくなります。
お子様の友人関係でのトラブルの際、保護者様の働きかけが大切です。
★お子様の話を最後までじっくり聞くこと。
★お子様や友達を否定しない。
★仲直りの方法はお子様に考えさせる。
★保護者様が周囲の人と良いコミュニケーションを取る姿をみせる。
★イメージ力を利用する。
これらがポイントです。
また、決まりを教えることも大切です。
学校は集団で行動するのですから、そこには礼儀や決まりごとが存在します。
きちんと挨拶をする。
大きな声で返事をする。
使ったものは片付ける。
助けてもらったり、何かしてもらったときは、お礼を言う。
約束を守る。
など、基本的なことですが、できていないと、
人間関係を気まずいものにしてしまう原因となります。
「大きな声で挨拶をしたら、お互いが気もちよくなるね。
先生やお友だちには、「おはようございます」と挨拶をしようね」などと、
理由を交えて教えてあげると、お子様は理解し、
積極的にしようと思えるようになるものです。
社会に出てからも大切な礼儀や決まりごとを、しっかり教えてあげましょう。
お子様がお友達と良い学校生活が送れるよう、保護者様がお手本となって、
人との心地よい接し方、集団行動のルールを教えてあげることが大切です。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。