1. 子育ては苦労もあります

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2022.02.13

子育ては苦労もあります

子育ては苦労もあります

子育ての中で、苦労したと思うことはありますか?

苦労とは「精神的・肉体的に力を尽くし、苦しい思いをすること」です。

多くの保護者様が子育てで苦労をしていると思います。

私も実際多少の苦労は経験しています。

「七田式子育てで、楽しい子育てを!!」とおすすめしているのに、

少々矛盾していると思われるかもしれません。

オムツを交換するにも、学校に通わせるにも、叱る時にも

子どものことを一番に考え力を尽くしているものです。

そして、力を尽くせば尽くすほど、時に、精神的にも、肉体的にも、

疲れてしまいます。

つまり、子育てにおける苦労は、ベストを尽くしているという証なのです。

「たいへんだな」と思うことを、あまり否定的に感じないでほしいのです。

ただ、同じ苦労であっても、実りの大きい時期と小さい時期があります。

「どうせ苦労するなら、子どもが小さいときに苦労した方がいい」ということです。

児童期までのお子様の成長の変化は大きくて、わかりやすいものです。

しかし、思春期以降の成長は目に見えにくかったり、変えようと思っても、

なかなか変わらなかったりします。

お子様が大きくなってからでは、力を尽くした割には、

あまり変化は見られず、親は疲れてしまいます。

「鉄は熱いうちに打て」ということわざがありますが、

子育てにおいても、それと同じことが言えます。

お子様が小さければ小さいほど、少ない力で、大きな変化が生まれます。

例えば、取り組みの1つである、「プリント」ですが、小学校に入学するまでは、

できるだけお子様のそばにいて、時々見てあげることで、

より内容を理解定着させることができます。

保護者様は隣にいてくださればいいのです。

お子様が質問がある時、声をかけやすいし、寄り添ってくれている

という安心感を得ることができます。

しかし、お子様も質問されたときに「自分で考えなさい」「うるさい」

という態度では、お子様の学習意欲をそいでしまうばかりか、

お子様の心を傷つけてしまいます。

「教育」とは「共育」でなければいけません。

愛情・信頼・厳しさのバランスの良い子育てをするには、

保護者様の精神の強さが求められます。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。