2021.11.21
成功の鍵は心の成長
子育てで最も大切なことは、心を育てることです。
その軸となるのが、「謙虚さ」と「感謝の心」です。
心を育てることは、お子様に一生の宝物を授けることになります。
教育において、一番に考えなければいけないのは、「心の教育」、
つまり人間性を高める教育であるということは
ご理解いただいていることと思います。
それは、家を建てる時にも同じことが言えます。
家を建てる時に大切なことは、目に見える壁や屋根、あるいは内装よりも、
目に見えない土台や組み立てです。
土台や骨組みがきちんとして揺るがないものでなければ、
いくら見た目に立派で素敵な家を建てても、住んでいるうちに歪みが出たり、
軋んだりしてしまうものです。
人間もそれと同様です。
勉強や運動という、具体的な成果が出やすい面で大きく成長していても、
土台となる人間性がともなっていなければ、必ずどこかに歪みが生じてきます。
いざというときに正確な判断ができなかったり、
周りの人からの信頼を得られなかったりと、
満たされない人生を送ることになりかねません。
まずは、心を育てる、人間性を育てることが、教育の第一と考えましょう。
では、どのようなことが、心が育った状態というのでしょうか。
①心が清らかである・・・人を騙したり、妬んだりせずに、周りに優しくふるまえる。
➁明るさがある・・・朗らかに自分から挨拶ができ、コミュニケーションがとれる。
③素直である・・・人の言葉に耳を傾け、「はい」と言える。
④わがままに振る舞わない・・・自分の欲求を押し通そうとせず、
我慢をして周囲への思いやりを持った行動ができる。
このような人物の周囲には、自然と人が集まってきます。
その人に信頼を寄せ、困ったときには力を貸してもらえる協力者がたくさん現れます。
これからの時代を動かしていくのは、そのように、周囲と強調しながら、
信頼関係によって人を動かしていく人物です。
人間性が高い人物は、「心」を動かすことで、「人」を動かすことができるのです。
私たちが子育てをする意味は、ただ我が子を優秀に育てることではありません。
子育てとは、これからの日本、世界を動かしていく人材を育てていくことなのです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。