2021.11.20
良質な集中力を育てよう!
突然ですが、質問です。
子どもの集中力、
どれくらい持つものでしょうか?
皆様のお子様が集中していられる時間、
どれくらいだと思いますか?
いかがでしょうか?
子どもの集中力の目安は、
年齢+1分が限界です。
つまり、3歳の子どもであれば、
4分ほど。
それくらいでしかありません。
でも、親の気持ちとしては、
もっと長く集中して取り組んでいてくれたら…
と思いますよね。
ですから、子どもが何かしていて、でも他の何かに
気が向いてしまったとしても、それは当然の事と、
受けいれましょう。
本日は、この「集中」ということについてですが、
集中するということは、学習にもスポーツにも、そして仕事においても、
何をするにしても、大きな成果を出すためには必要不可欠ものです。
実は、この集中力も能力の一つなのです。
いったいどうしたらこの能力を育んでいくことができるのでしょう。
ご家庭で行っていただきたい〈集中力を育むポイント〉
①取り組みは短時間で行いましょう
先ほどもお伝えしたように、
子どもの集中できる時間は
「年齢プラス1分」です。
とても短いということを理解しましょう。
そして、長い時間をかけて取り組むのではなく、
短時間でパパッと次に進むように、行いましょう。
たとえやっていることが終わっていなくても、
あるいは、もっとやりたがっていたとしても、
サッと次へ進むことをおすすめします。
短い時間の中で、集中と緩和を繰り返していくこと、
それによって良質な集中力を育んでいきます。
②繰り返し何度も取り組みましょう
1つできたら、ステップアップして次のもの、
それもできたら、さらにステップアップして…
と、次々と行っていくのではなく、
簡単なものを何度も繰り返し、取り組んでいくことが
とても大切です。
繰り返し行っていくことで、これは得意なこと、
というような意識が生まれていきます。
得意なものは、好き、楽しい、というように意欲的な気持ちとなり、
集中して取り組むことができるようになります。
脳は、入ってくる情報にレッテルを貼るのです。
それが、ポジティブなものであればあるほど、
「集中する」という状態を作ることができるのです。
無理に難しいことをやらせる必要はありません。
③楽しく取り組みましょう
「好きこそものの上手なれ」
ことわざにもあるように、好きであるもの、楽しいものは、
のめりこむほど集中でき、且つ習得するのも早いです。
まずは好きなことをどんどんやらせてあげましょう。
好きなことを通して育まれた集中力は、
必ずその他のことにもつながっていくのです。
④たくさんの誉め言葉、声掛けをしましょう
子どもががんばったこと、楽しく取り組めたこと、
結果ではなく、その過程をたくさん褒めてあげましょう。
褒められることで、やる気ホルモンであるドーパミンが放出されます。
ドーパミンが出ると、意欲や、幸福感を感じることができるので、
より質の良い集中力を作っていくことに繋がります。
ぜひ、ご家庭でのポイントをおさえて、
子どもの良質な集中力を育みましょう!
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