2021.11.07
愛を伝える子育て始めませんか
皆様に質問です。
お子様に愛情を上手く伝えられておりますか?
お子様にとって、保護者様の愛情は、太陽の光のようなものです。
お子様は愛に包まれて成長することで、様々な能力を発揮し、才能を開花します。
しかし、お子様への愛を持っていても、それをどのようにすれば上手く伝えられるか、
分からないということもあるでしょう。
また、お子様は生まれながらにして、保護者様のことを愛しているのに対し、
保護者様がお子様を愛するという感情は、当たり前のことで、
自然に生まれてくるものと思われがちですが、必ずしもそうではありません。
保護者様のお子様への愛は、行動で表すことで、
保護者様の側に育まれていくものであるといえます。
そのため、それらのことがいろいろな事情で育まれないと、
時として、「お子様のことをかわいいと思えない。愛情が持てない」
と考えてしまうのです。
保護者様の愛情がきちんと伝わっているお子様は、穏やかで素直、
また吸収力も高く、とても育てやすいお子様に成長します。
何より、保護者様に愛されているという自信があるので、
存在感のある、積極性の高いお子様に育ちます。
その一方で、お子様に愛が上手く伝わっていないと、どうなるのでしょうか?
お子様は保護者様から必要とされていないと感じ、自分の存在に自信を持てず、
消極的なお子様になってしまうのです。
あるいは、自分自身の存在を認めてほしいがために、
暴力的な行動をとってしまうこともあります。
わが子の行動に問題を感じているとき、保護者様の愛情の伝え方について、
再度見直しをしていただけたらと思います。
ではどのように愛情を伝えることが効果的だと思いますか。
伝え方には2つのポイントがあります。
1つ目は「皮膚」です。
七田式では「皮膚が愛情の座」とも伝えております。
これは「スキンシップ」のことです。
愛を伝えるには皮膚の刺激を通して行うことが効果的です。
保護者様の愛情というものは、お子様が生まれてから、抱っこをしたり、
授乳をしたり、添い寝をしたりといった、肌の触れ合いにより育まれていくものです。
保護者様は生まれたばかりの我が子に触れることで、強い愛情を感じ、
その積み重ねが親子の強い絆となるのです。
2つ目は「言葉がけ」です。
日頃の言葉がけは、愛情をお子様に伝える大切な方法です。
そしてその愛情は「無私の愛」であることが重要です。
何かを求めたり、期待したりすることではなく、
「あなたがそこにいるだけで幸せ」と、心から言えることです。
お子様が生まれた時、誰もがその存在に感謝し、幸せを感じます。
しかし、お子様が成長するにつれ、少しずつ望むものが増え、
誕生時に感じた「生まれてくれただけで幸せ」といった気持ちを忘れてしまいます。
保護者様がお子様に望むことが増えると、マイナスの思考が始まります。
何よりも生まれてくれたことが重要なことだと振り返って頂けたらと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。