1. 自然に触れて免疫力を高めよう!

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2021.10.30

自然に触れて免疫力を高めよう!

自然に触れて免疫力を高めよう!

子どもは生まれて外に出た瞬間から、

外界の菌との共生が始まります。

まずは、お母さんの膣内、

そして皮膚から皮膚へ。

その後、母乳や周りのものを舐めることで、

体内に菌を取り込み、

1~2歳ごろに腸内環境の基盤をつくっていきます。

ところがコロナ禍の現代では、

除菌、抗菌によって徹底的に菌を排除することばかりの

生活様式へと変わってきました。

「子どもを病気にさせないために」

と必要以上に除菌、抗菌、殺菌とこだわっていると、

菌を取り込むことができずに、

かえって子どもを病気に近づけている恐れがあります。

いきすぎた清潔志向は、

必要な菌まで殺菌してしまうため、

免疫力を低下させてしまうのです。

 

そこで、日々の生活の中でガーデニングなどを通して、

土いじりをしてみては、いかがでしょうか。

外に出て自然に触れることがもちろん理想ですが、

お出かけの計画がなくても、

土いじりならプランターなどでも手軽にできますね。

 

土に触れることで、土に含まれる土壌菌をとり入れることができます。

土の中には、土壌菌をはじめとした、

たくさんの微生物がいますが、

実はこの土壌菌は、腸内細菌の7割を占める

日和見菌の一種です。

つまり、土に触れることで、

土壌菌を体内にとり込み、

腸内環境を整え、

免疫力を高めることができるのです。

 

小さな子どものうちから砂場遊びというのは、

とても理にかなっていると言えますね。

楽しく遊びながら、自然と腸内環境が整えられます。

そして、免疫力をアップさせることができます。

 

流行り病に負けない体づくりを目指しましょう。

 

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