2021.10.21
自己愛の育て方
子育てをしている中で、これだけは避けてほしいことがあります。
それは、他の子どもとの身体の比較や差別です。
保護者様の中でも、もしかするとつい軽口のつもりで、
「〇〇ちゃん、髪がボサボサだよ」
「歩き方が上手じゃないから、かっこ悪いよ」
というような、言葉がけを繰り返す人がいますが、
大人が思う以上に、子どもたちは自信を喪失していきます。
このような対応を続けると、自己否定が定着してしまい、
ついには対人不信感を抱くものです。
子どもは物ごとを直截的に受け取ります。
いくら能力や才能を認めても、身体の欠点をあげつらう言葉は、
子どもの心を深く傷つけて将来に残るトラウマとなります。
ですから、子どもには、もっと自分自身の持つ良さを知らせましょう。
どの子どもにも必ずある身体の素敵な特徴を見いだして、
それを子どもに気づかせてあげましょう。
肌がきれい、指がしなやか、目耳鼻のかわいらしさでもいいのです。
具体的に伝えて愛でてあげることです。
子どもははじめは照れてしまいますが、
やがては心の奥に強い自信が芽生えます。
自己中心などという自分勝手な考えとは、
全く違う自己愛の勧めです。
うぬぼれとか自信過剰は、
本人が他人にひけらかさない限り、
心に必要な栄養素ともいえます。
自分を愛せない者は他の人も愛せません。
自己愛(narcissism)を悪とタブー視した、
一部社会の風潮が子育てに紛れ込むと、
子どもたちの自信喪失を増幅してしまうこともあります。
ぜひ子どもたちに、身近なものから自信をつけてあげましょう。
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