2021.10.24
しつけの大切なポイントその➁
今日は先週からの引き続き、しつけの大切なポイントをお話させていただきます。
前回子育て三種の神器ということをお伝えしました。
三種の神器とは「愛・厳しさ・信頼」でした。
では、信頼とはどのようなことなのでしょうか?
ご自身のお子様を信頼して育てる「6つのポイント」をお伝えします。
①「短所を見ない」
これは、お子様の良いところを認めて、ほめて育てることです。
短所と長所は、コインの表と裏と同じです。
良いところを見つけ、認めて、ほめて育てることで、お子様の短所は驚くほどに、
自然と薄まり消えていくものです。
➁「今の姿を、出来上がった姿と見ない」
これは、今の姿は出来上がった姿と見なくていいということです。
愛情をきちんと伝えて育てることで、これから先いくらでも、
よい方向に変わるものです。
③「完全主義で育てない」
お子様は初めから完全ではありません。
何よりも保護者様のお子様に対する基準を0にして、一つできたら、
オーバーなくらいほめて育てましょう。
すると驚くほどに才能が育ちます。
④「比較しない」
これは、ご自身のお子様を他のお子様と比較して育てると、
日々、我が子をマイナスに見ることになります。
お子様は一人ひとり個性が違い、得意なものも違います。
また、やりたいことも違います。
お子様は自分の好きな分野、得意とする分野で褒めて育てることで、
いくらでも、自分の得意なものを伸ばして。個性豊かに育つのです。
⑤「学力中心で育てない」
学校の成績を価値観とした子育てをすると、お子様の心は歪みます。
他のお子様との対立、競争をあおり、人間関係を壊してしまいます。
それよりも、人を助け、人を思いやるお子様を育てることがより、
重要なことに繋がります。
⑥「そのままの姿を100点」
これは、受け入れるということです。
「今の姿のままのあなたが大好き」と言って、愛情を伝えて育てると、
お子様は曲がって育たず、スクスクと成長するものです。
この6つのポイントを守り、お子様を育てていくことが、
お子様を信頼して育てるということです。
お子様に愛情が伝わり、いけないことは、いけないとわかる厳しさが伝わっており、
お子様のありのままの姿を信頼して育てていけば、
しつけはとてもスムーズにいくものです。
この6つのポイントを是非実践して頂けたらと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。