2021.10.12
免疫力をつけよう！
コロナ禍で私達は、毎日毎日手を何度も洗い、
消毒をする生活が続いています。
除菌が当たり前になって、
以前より何倍も清潔な環境で暮らすわたし達。
ともすると、特に子ども達の免疫力は、
逆に弱くなっているのではないでしょうか？
昔は、除菌グッズも殆んどなく砂場で、
泥遊びをすることなど当たり前でした。
さまざまな菌と共に生活することが
逆に私達に抵抗力をつけ、
身体を丈夫にしていたのです。
しかし現在は、そうは行きません。
では、どうしたら抵抗力をつける事が出来るのか？
今回は、そんなお話です。
まずは、体温を上げる事です。
最近は、平熱が３５度台という人が増えているそうです。
しかし体温が低いと、血管が収縮して血液の流れが悪くなります。
白血球には、免疫を担当する細胞が集まっています。
体温が上がると血流が良くなり、
白血球が体中を巡ることで免疫力が発揮されます。
体温を上げるには体内に熱をつくる必要があります。
筋肉は常にエネルギーを代謝して熱を作っています。
タンパク質をしっかり摂り筋肉を作る事が大切です。
そして 次に大切なのは腸です。
腸には、体内の免疫細胞の60〜70%が存在しています。
発酵食品、食物繊維、オリゴ糖などを積極的にとり、
免疫細胞を活性化させることが重要です。
次は、日光にあたる事です。
外遊びが減り、太陽あたらないことは、
成長期の子ども達にとって大きな問題です。
紫外線を浴びる事でビタミンＤが合成されます。
ビタミンＤは、癌や自己免疫疾患、
感染症の発症予防にも関係しています。
紫外線＝悪いものとみなされがちですが、
３０分程度の散歩をするだけでも、
多くのビタミンＤが合成され免疫力を高められます。
そして最後が睡眠です。
睡眠不足は、免疫力を低下させます。
昼間にしっかりと身体を動かして、
夜たっぷりと睡眠をとる事で、
自律神経の働きが良くなり体温も安定し、
免疫力が高まります。
消毒や除菌も大事ですが、
身体の中を整える事で更に
コロナ対策をしていきたいものです。
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