2021.10.08
「くりかえしの大切さ」
お子様が「本を読んで!」
と同じ本ばかり持ってくる、
という経験があるでしょうか。
たくさんの方が同じような経験を
お持ちかと思います。
たまには違う本を読ませたい、
と思う保護者様もいらっしゃるのではないでしょうか。
でも、実はこのくりかえし読む、
「くりかえし」は、意識の深いところに、
無意識の記憶としてインプットされます。
つまり、「くりかえし」をすることは
記憶が育つのです。
記憶というのは、
非常に深いところに根ざしていて、
お子様に語りかけてあげたこと、
読んであげたことは、
深い深層の意識の記憶に組み込まれていきます。
しかし、子どもにはまだ理解できないと決めつけ、
左脳の理論的な頭で働きかけをすると、
浅い記憶だけにとどまり、
せっかくの素質をつみ取ってしまいます。
では、どの位くりかえしをしたらよいのでしょう。
それは、本でも音楽でも次から次へと与えるのではなく、
まずは3ヶ月は同じものを
くりかえしましょう。
故七田眞先生は、自身のお子様に2歳のころから
毎日のように同じ英語のテープを聞かせているうちに、
すっかりバイリンガルに育てることができたと話されています。
文法や綴りなど理解はできませんが、
「耳でくりかえし聞く」ことにより、
英語の文法、約束事や発音などが、
意識の深いところに記憶されていったのです。
特に語学を身につけるには、
まず耳でくりかえし聞いて、
記憶してしまうのが第一です。
日本語をいつの間にか覚えるのも、
耳でくりかえし聞いているからということが言えます。
実際に海外にいなくても、
小さいころからテキストを聞かせて、
その通り暗唱させることを
くりかえしてきた子どもは、
聞き取れない音がなく、
外国語を母国語同様に理解できる、
そんな子どもに育ちます。
よく「耳ができている」と言いますが、
それはくりかえし聞いたことによる、
深い記憶を持っているからに他なりません。
また、記憶することだけでなく、
理解すること、
読む力、
書く力、
そして話す力といった
表現力の源になります。
くりかえし耳で聞くことは、
お子様にとって様々な能力の基になり、
大きな財産となっていきます。
飽きることはあまり考えず、
くりかえし聞かせてあげましょう。
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