2021.10.03
見せていますか?フラッシュカード
今日はフラッシュカードの大切さについてお話させていただきます。
教室の講師より「毎日300枚はフラッシュカードを見せて下さいね。」
と言われていると思います。
なぜカードを見せることが大切なのかをお伝えさせていただきます。
お子さまにカードを見せるのは、知識を与えることを
一番の目的としているわけではありません。
右脳の能力を開くための特別な方法なのです。
ですが、その目的や効果効能を知らない方たちは、
「あのようなやり方で知識を与える方法は間違えている」と考えます。
フラッシュカードは第一に高速で見せることが重要です。
それは、左脳を休ませ、右脳を活性化させるためだからです。
左脳とは低速脳で、右脳は高速脳です。
カードをゆっくり理解を求めながらフラッシュすると、
左脳に対応させることになります。
高速で見せると、左脳は対応できず、右脳が対応します。
何より、高速であればあるほど、右脳を活性化することになるのです。
では、フラッシュカードを行うことでどのような意味があるのでしょうか?
これには4つの意味があると七田式ではお伝えしています。
①右脳の活性化
カードを高速で見せるので、右脳が活性化されます。
普段使っていない右脳が目覚めます。
②写真記憶が育つ
高速右脳記憶が育ちます。
高速で1度だけ見せただけで、順序正しく再現できるようになります。
③左右の脳のバランスが良くなる
カードの絵を見せて、同時に言葉を聞かせるので、
右脳のイメージと左脳の言葉をつなぎます。
右脳と左脳をつなぎ、バランスよく、右脳、左脳を発達させます。
④語彙が育つ
その結果、一つひとつの映像を識別することができるようになり、言葉が育ちます。
カードを大量に見せるほど、多くの言葉を覚えるのです。
左脳と右脳では、働きが違うということを知っていただけたらと思います。
ここで皆様にフラッシュカードを見せるにあたっての注意点をお話します。
見せ方で注意しなくてはいけないのは、お子様がカードを見たくないと言っているのに、
無理に見せようとしないことです。
無理に見せようとすると、カードが嫌いになります。
お子様が、カードを見なくなった場合は、
「もう、全てのカードを覚えてしまったから見たくない」ということがよくあります。
そのため、お子様がカードを見なくなったら、新しいカードに変えることが大切です。
新しいカードであれば、いくらででも見るということがわかれば、
どんどんカードを新しく変えて見せていきましょう。
何より、お子様が興味を持ってカードを見るように、工夫をすることが大切です。
お子さまと楽しんでカードを見る習慣を是非、環境の中に取り入れて頂けたらと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。