2021.06.18
右脳の力を引き出そう!②
本日は、昨日の続き、右脳の4つの機能についてです。
右脳には、4つの機能があります。
1⃣共振共鳴機能
2⃣イメージ化機能
3⃣高速大量記憶機能
4⃣高速自動処理機能
1⃣2⃣については、昨日お話しました。
(1⃣共振共鳴機能 2⃣イメージ化機能についてはこちらから)
今回は、3⃣高速大量記憶機能と4⃣高速自動処理機能について
お話いたします。
それぞれの機能についてお話をする前に、
右脳の特徴をお話いたします。
人間の脳は、3重の構造になっています。
一番深いところに脳幹があり、ここは生命活動を行い、
真ん中に大脳辺縁系、海馬や小脳、視床、視床下部などがあり、
本能活動を行います。
そして、一番外側にあるのが大脳新皮質、思考といった知性を行います。
この、大脳新皮質が左右に分かれ、脳梁でつながっています。
左脳は右半身の運動神経と、右脳は左半身の運動神経とつながっているので、
よく、左利きの人が右脳を使っていると言われるのは、そういう理由からです。
また、左右の脳は、その働きが違います。
左脳は、言語脳と言い、言葉や論理といったものを司り、
一つ一つ順序立てて理解していくので、直列処理します。
そのため、すべてを理解するのに時間がかかる、リズムとしては低速です。
右脳は、イメージ脳、直感や創造性を司ります。
全体を一つのものとして捉えることができるので、並列処理します。
一つ一つに焦点をあてるのではなく、瞬間的に全体を捉えるで、リズムは高速です。
つまり、右脳は速いスピードに反応し、より活性化していくのです。
これを踏まえて、右脳の機能についてみていくと、
3⃣も4⃣も“高速”で“大量”いうのがキーポイントになります。
低速で、少量の情報を入力しようとすると、左脳に働きかけます。
ですが、高速でかつ大量に情報を入力すると、自然と右脳が働き、
情報を右脳で記憶していくことができます。
写真記憶というのは、まさに右脳の記憶で、見たものを見たまま記憶し、
そのまま再現することができます。
まさに、デジタルカメラで写真を撮って保存して、
撮ったもの見るときは、データから画像を引き出す、
というように、記憶できるのです。
そして、右脳は、高速で大量に情報を入力すると、
舜時に情報を処理し、法則性をみつけ、理解と記憶を自動的にしていきます。
文法を教わらなくとも、自然と言語(日本語)を習得していくのは、
まさに右脳の自動処理機能が働いていくからです。
右脳には、左脳にはないこの4つの機能があります。
そして、幼少期はどの子も右脳が優位に動いています。
だからこそ、幼少期に右脳への働きかけを行い、
生来持っている力を引き出し、能力として育ててあげることが
とても大切になります。
なぜなら、右脳の力は、何も働きかけがなければ、
3歳ごろから脳の優位性が左脳へと移行していくため、
自然と右脳の力は閉じていってしまうからです。
幼少期、脳が成長していく過程の中で、
確固たる回路を作ってあげましょう!
ポイントは、“高速”で“大量”です。
ご家庭で楽しみながら、右脳に働きかけをしていきましょう!
次回は、右脳の6つの能力についてです。
お楽しみに!
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