2021.05.26
小学生の叱り方
最近は「ほめる」教育にとらわれて、
しからない子育てがよいという風潮があります。
七田式でも「認めてほめて愛して育てる」
ことが大切と伝えていますが、
しつけのなかでは「しかる」ことが必要な場面もあります。
ただ、小学生になると、自我もしっかりしてくるので、
自分なりの考えもあっての行動であったり、
注意をしても反抗的な態度をとったりすることもあります。
しかり方を難しく感じる時期ではありますが、
子どもを押さえつけるのではなく、
伸ばすしかり方をマスターして、
お子さまとの関係をより良いものにしていきましょう。
まず、しかる基準を決めましょう。
家庭の中でルールを決め、
それを破ったらしかるようにしましょう。
ルールの中に次の3つを組み込んでいくことがポイントです。
①人を傷つけてはいけない
②人に迷惑をかけない
③じぶんですべきことは、責任を持ってする
ルールを破ったときは、きちんとしかることが大切です。
また、しかるときには3つのコツを意識して、しかるようにするとよいでしょう。
①しかる時間は1分以内。
②子どもがした間違った行為をしかり、人格は否定しない。
そして、してほしいことを理由もセットで伝える。
③何をしなければならないか、具体的に伝える。
小学生になれば親が理由と合わせて伝えれば、
納得してくれる事も増えます。
目を見て低いトーンで話しましょう。
そして、しかった後には、
子どもが冷静になれる時間や場所を作る事が大切です。
気分が落ち着いてくると、自分の行為を反省して、
気持ちの切り替えができるようになります。
また、忘れてはいけないことは、
反省した事を心からほめてあげましょう。
愛があっての注意だと伝われば、
より深い親子の信頼関係が築かれ、
正しい方向に成長してくれます。
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