2021.04.30
「6÷2を引き算で表してください」
本日は、算数についてのお話しです。
子どもの記憶力はとても高いので、
3歳児でも足し算、引き算、九九などを
覚えることは可能です。
そして小さい頃はさまざまなことに
興味、関心を持たせてあげることが重要です。
いろいろなことを他の子よりも早く覚えることは
自己肯定感を高めることにも繋がります。
そして年齢があがり、小学校高学年ごろになると、
算数の授業についていけなくなってくる子どもがいます。
その大きな要因はどこにあるのでしょうか?
算数は、計算、論理的な思考、つまり左脳的な能力と捉えがちですが、
右脳の‟イメージ力”がとても大事なのです。
イメージ力があることで、図形はもちろん計算の根本的概念を
理解することができるのです。
身近なおはじきやお手玉などを使って、
計算のイメージを作ってあげるといいでしょう。
今回のタイトルにした
「6÷2を引き算で表してください」
という問題を答えられない人が多いのですが、
その理由は、この割り算がどういうことなのかを
イメージできないからです。
つまり、算数力アップのカギは
「計算手法の暗記」ではないのです。
たとえば、算数の計算例として、
「2×3を足し算で表してください」
と言われると、2+2+2とわかるのに、
「6÷2を引き算で表してください」
と言われて答えられない人がとても多いと聞きます。
計算式のやり方だけ知っていても
概念のイメージができないと答えが導けません。
「みかんが6個ありました。2個ずつ分けると何人で分けられるか。」
と考えればいいのです。
6の中から2を何回“引き算”すればいいのか、
その回数を求めるという問題になります。
おはじきなどを使ってやってみると、
さらにイメージが膨らみます。
計算法を覚えるのではなく、具体的に視覚で感じさせることが
算数の力を高めます。
公式で算数を覚えてしまうと、応用が利かなくなります。
おはじきなどで数のイメージをしっかりつけて、
日常の中に算数があることを学びましょう。
分数も、ケーキの切り分けなどで勉強するといいです。
楽しく、取り組んでみてください。
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