2021.03.29
「ほめ上手な親になろう」
”人間は一生罰を避け、褒美を求めて生き続ける”
といわれます。
ほめ言葉こそ人間が求めるものであり、
年齢の小さい子どもならより重要なものになります。
現在コロナ禍でもあり、家で過ごすことが多くなりました。
今まで以上に子どもと一緒に過ごす時間が増え、
小言が増えたりしていませんか?
人を傷つけたり、ウソをついたり、
いけない行為をしてしまった時には
叱ることは必要です。
しかし、子どものマイナス面
(例えば、着替えが遅い、好き嫌いする、すねるなど)
は、叱ったりして直ることはありません。
ぜひ、思い切って言葉がけのやり方を180度転換してみませんか?
まずは1週間徹底的にほめて育ててみましょう。
親がいつも明るく、優しく、
子どもに「いつも親は自分の味方だ」
と思わせることができれば成功です。
見方を変えると子どものすること全てがほめる種になるのです。
具体的にほめることは、まず朝元気に目を覚ましたことを
ほめてあげて下さい。
「〇〇ちゃん、おはよう。元気に目を覚ましたのね。
〇〇ちゃんが元気に起きてきて、ママうれしいわ。」
このようにしていくと、1日50以上のほめ言葉が出てきます。
そのほめ言葉を子どもにたくさん浴びせて欲しいのです。
親の子どもに対する態度が変わると、子どもが変わっていきます。
親の態度を変えるコツは、子どもの“今のままで認めよ”ということです。
欠点は欠点としてそのまま受け入れて、欠点は一切つつかない。
そしていい点だけをほめるようにしましょう。
欠点と長所はシーソーのようなもので、
欠点をつつかずに、いいところだけ見つめて
ほめるようにしていくと、いつの間にか長所が重くなり、
欠点が軽くなって、次第になくなっていきます。
ぜひ今日から子どもをたくさんほめて下さい。
今まで気づかなかった子どもの良いところが
たくさん発見できるかもしれません。
子どもはほめられたことによって、
良い方向に変わって親子関係もより良くなります。
もう小言を言ったり、イライラすることもなくなるかもしれません。
両者にとってメリットばかりですね。
子育ては「認めて・ほめて・愛して・育てる」です。
まずは親から変わりましょう!
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