2021.03.15
地頭が良いってどういうこと?
単に勉強ができる、成績が良いというのではなく、
知っている知識を使って、いろんなことに応用ができる人、
どんな人、どんな場面でも上手にコミュニケーションがとれる人、
頭の回転が早く、物事を整理して論理的に説明ができる人、
そんな人を、よく「地頭が良い」と表現することがあります。
本日は、質の良い地頭をつくっていく、お話しです。
そもそも頭の良し悪しは、「脳の配線で決まる!」
ということをご存じでしょうか。
生まれて生後1か年の間に受ける外部の刺激によって、
それは大きく異なってきます。
そして、ほぼ3歳で脳は80%完成してしまいます。
脳細胞は、外部から刺激をうけることで枝を生じていき、
その枝が結びつき、細胞どうしが結び合います。
まるで電気回路図のように、複雑な回路を築いていきます。
脳の優劣は、この回路が強固で緻密であるか否かで決まります。
脳細胞から出る絡み合いが増えるにつれて脳は大きく育っていくのです。
優れた回路にするためには、
小さな赤ちゃんの時から
脳に良質の外的刺激を与えることが、
とても大事なことになります。
0歳の脳には、天才的な神秘的な働きがあるのですが、
3歳以降は、なだらかな成長を遂げていきます。
一般に人間の脳の臨界期は、ほぼ10歳と言われています。
10歳までに良い外的刺激を受けた子どもは、
高い素質を獲得していきます。
反対に10歳をすぎた子どもは、
与えられた知識の獲得にとどまるのです。
だからこそ幼少期のころから、
働きかけてあげることが、とても重要なのです。
子どもの能力、賢さを測る一つのツールとして、
IQテストというものがあります。
0歳から、遅くとも2、3歳の頃から教育を始めたお子さまと、
9歳、10歳と年齢を重ねた頃から始めたのとでは、
IQの結果に、大きな差が出てきます。
それだけ、脳の情報処理の回路、地頭のベースを
小さいころから育んできたからにほかなりません。
ぜひ、子どもたちの地頭づくり、
ご家庭で、たくさんの働きかけができる環境を
つくっていきましょう。
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