1. 英語は英語のままで!

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2021.03.12

英語は英語のままで!

英語は英語のままで!

『これって日本語だとなんて言うの?』

英語学習を初めて2年~3年ぐらい経つと、

知っている英単語やフレーズを

なんでも日本語に訳したがるケースがあります。

よくあるのが、たとえば、【曜日】【月】【色】【動物】といったもの。

また、今までは単に英語の絵本を見ていたのに、

日本語で意味を聞いてくることもこの時期の特徴です。

この時期は、『日本語』『英語』という概念が

わかってくる時期でもあり、

日本語の力を借りて理解しようとしているのです。

 

幼児期の英語学習は日本語を挟まない【直接法】が鉄則です。

それなのに、頻繁に日本語が交じると、

親は『英語で言いなさい』と注意したり、

反対にもっと理解を促そうと、

積極的に日本語の意味や文法を添えて説明しがちですが、

それは行わないことが正解です。

日本語が交じるのは『知りたい』『分かりたい』という、

知的欲求の現れです。

また、逆の例として子どもは色や動物など、

言いやすさが優先的になることもよくあります。

例えば、色の紫は『むらさき』より”purple”の方が

先に出る子どもが多く見られますが、

これは特別日本語の入力が不足しているわけではなく、

『破裂音』が子どもにとって言いやすいという

単純な理由だったりします。

バイリンガルは、英語も日本語も使いこなす

柔軟な言語回路をもっています。

言葉が交じっていることに過剰に気にせず、

お家で楽しく英語環境をつくって、いきましょう。

 

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