1. 粗大運動から微細運動(指先トレーニング)を行っていきましょう。

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2021.02.04

粗大運動から微細運動(指先トレーニング)を行っていきましょう。

粗大運動から微細運動(指先トレーニング)を行っていきましょう。

本日は、運動に関してのお話です。

皆さんは、「粗大運動」「微細運動」という言葉を聞いたことが

ありますでしょうか?

「粗大運動」とは、座っているときの姿勢、立ったときの姿勢を保ったり、

バランスをとったり、あるいは身体全体を使って歩いたり走ったり、

ジャンプしたりするような、全身で動く運動のことです。

赤ちゃんが寝返りをうつのも、少しずつ動き始め、ハイハイやつかまり立ちと

いったものも粗大運動に含まれます。

また、基本的な人の動作、歩く立つ走る、投げる、捕る、蹴る、跳ねる、

といった運動も粗大運動となります。

 

では、「微細運動」とは何か。

手をつかって字や絵を書いたり、箸をつかったり、積み木やパズル、

といった手と指を細かく使うような運動のことです。

また、この指先の運動は、「巧緻性」という手先の器用さにもつながっていきます。

よく、指先は「第二の脳」とか表に「出ている脳」という表現で言われるほど、

末梢神経が指先に集中しているので、特に幼児期にたくさんの刺激を与えることが大事です。

 

手、指をしっかり使わせましょう

0~1歳児の取り組みでは、手や、指を使ったものを多く取り入れましょう。

ペグボードなどがお勧めです。

ペグをペグボードにさすことで、目と手を同時に使うことを教えます。

目と手の協応動作をトレーニングしていきましょう。

そのためには、しっかり見ながら手を動かすことが大切です。

ある程度集中して、1つのことができるようになってから始めましょう。

ペグをさし終わるまで、指に注意を向けさせるようにして、

集中できる時間をだんだん長くしていきます。

ペグボードの代わりに、牛乳パックをきれいな色に塗って穴をあけ、

切ったストローを差し込ませてもいいでしょう。

ドアのノブなどを回し始めるのもこの時期です。

物の仕組みを理解するのと同時に、

両手を使って手首を動かす練習にもなります。

器用さをどんどん身につけさせてあげましょう。

 

そのほか、パズルやブロックや、ふたつきのビンなど、

はめ込んだり、さしたり、ねじったりできるおもちゃや日常品を用意し、

お母さんがまずやって見せてから、

子どもにさせてみましょう。

楽しく取り組みながら、両手をバランスよく使えるように導いていきましょう。

 

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