1. 子育てのキーポイント

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2021.01.30

子育てのキーポイント

子育てのキーポイント

子どものしつけをするうえで、

“子育て三種の神器”というものがあります。

これは親の子どもに対する接し方、

言わば育て方をテストするようなものです。

6歳までの親の育て方で、子どもが将来非行を犯す可能性があるかどうかが

わかるというものです。

次の3つが満たされている子どもは、非行に走ることはありません。

 

  • 「愛」

子どもが親の愛を充分に受け取っているか、

あるいは親が充分に愛を伝えているかどうかです。

愛について難しいのは、子どもが親の愛を正しく受け取っていない

ことが多いということ。

親は子どもに対する愛を心に思っているだけではいけません。

適切に言葉と態度で示してあげなくてはなりません。

それには、子どもを抱きしめて、口先だけでなく心からほめることが大切です。

 

  • 「厳しさ」

子どもに充分な愛を与えたうえでの厳しさです。

愛が充分に伝わっていないのに、ただ厳しいだけでは子どもは上手く育ちません。

また、厳しさの伴わない愛は溺愛です。

小さい頃に親の厳しさを知らない子どもは野放図に育ち、

我慢のできない子になり、やがて親の言うことを聞かなくなります。

ルールを決め、守れなかった時は一貫して叱ることが大切です。

 

  • 「信頼」

子どもをどんなことがあっても信頼して育てる。

これが子育ての一番大切な基本です。

子どもの本性は本当にすばらしく光り輝いているものなのです。

それを光輝かせるのも親なら、曇らせるのも親です。

子育ては能力を育てようとか、うまくしつけようと考えるよりも、

親と子が信頼関係を築くことです。

これがうまくできると、全てが順調に滑り出します。

信頼関係の基本は、親が子に

「あなたがそこにいてくれるだけで、ママもパパも幸せなのよ」

と心から言えることです。

 

子どもの非行の第一の原因は、「愛」の欠乏です。

親が子どもへの愛がないと、子どもの親への愛、

他人への愛が子どもの心に育たないのです。

そして第二の原因は忍耐力・我慢する力がないということです。

子どもの意思を自由にのびのび育てる結果が、

自分の欲望や感情をコントロールできない子どもになってしまいます。

また親に信頼されず、拒否的に育てられると、

子どもの心はゆがんでいきます。

「愛」をしっかり伝え、

「厳しさ」をもって、

「信頼」関係を築く子育てを、

実践していきましょう。

 

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