1. 「目標を書いておくことの大切さ」

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2021.01.29

「目標を書いておくことの大切さ」

「目標を書いておくことの大切さ」

本日は、七田式教室の小学部のレッスンについて、

ご紹介いたします。

小学生コースでは、『心の話』という取り組みがあります。

高学年では世界の著名な人の考え方に触れ、

人としてより良い生き方を教えるのが目的です。

1ヶ月間、音読し暗唱することで潜在意識にインプットさせます。

その言葉を念頭に置いて過ごすよう促すことで、

人として徳を磨く生き方を心がけるようになっていきます。

 

最近ではシラーの「青春の夢に忠実であれ」

という言葉についての学びでした。

「あなたの夢ややりたいことを、すぐに実現できないときや

うまくいかないときは、どのように考えるとよいと思いますか?」

という質問がありました。

今なお新型コロナウイルスが猛威を振るっており、

子どもたちはスポーツ少年団のチーム練習が休みとなり、

大会も開催できるかわからない状態だそうです。

「こんな状況の時はどんなことをすればよいと思う?」

とたずねると、

『家でやれることをやる。基礎練習や体力をつける事ならできると思う』

との答え。

「なるほど、基礎練習ってどんなことをするの? 具体的に教えて」

と言うとあれこれと出てきました。

さすが高学年になると、色々考えているなと思っていたところ、

ひとりの子が、

『前に先生が教えてくれた、目標をたてて書いて貼るのは?

今なら、ゆっくり考えられると思う』

と聞いてきました。

『目標を貼ったら、達成したんだよね』

と、嬉しそうに報告してくれました。

それはまさに間脳の働きなのです。

マクスウェル・マルツ博士が提唱した

「サイコ=サイバネティクス理論」によると

[間脳は入れられた指示通り、その目的に向かって自分で舵取りをして進む]

という働きがあるのです。

間脳の機能は3つ。

1.目標達成機能 2.方法発見機能 3.原子変換機能です。

目標をたてておけば、勝手に達成するための方法を発見し、

目標を達成してしまうのです。

そういえば、メモ程度に書いておいた目標が、

いつの間にか達成していたということもあります。

皆様もそのような経験があるのではないでしょうか?

この書いていつでも、何度でも見ることが出来る状態にしておくことが

重要なのです。

なぜなら間脳は三層構造になっている脳の一番下、

一番深いところにある脳幹と呼ばれる層の中、

二層目の大脳辺縁系に近い部分にあります。

脳の奥深いところにある間脳に指示を入れるためには、

何度も何度も繰り返す必要があるのです。

ですから、目標を書いて掲げておき、何度も見る、言うことで、

間脳の働きを得ることができるのです。

ぜひ、ご自分の目標を書いて掲げてみてください。

 

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