1. 感性を育てよう!③

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2021.01.14

感性を育てよう!③

感性を育てよう!③

本日も、前々回、前回と続いてきた「感性」を育てることについて、

最終回をお話しいたします。

感性を育てよう!①

感性を育てよう!②

 

昨日お伝えしてきた、お父様お母様に取り組んでいただきたい

3つのこと。

①自我と向き合うトレーニング

②真我の心を引き出すトレーニング

③脳のアップデート

 

本日は、3つ目の脳のアップデートについて、

そしてお子様と一緒におこなっていただきた取り組みについてです。

 

③脳のアップデート

私たちの脳は、長い生活習慣の末に、欠けているところに

目が、意識が向きがちです。

脳の特性とも言うべきこと、できていない、足りないことを

探そうとします。

たとえば、テストの点であったり、つくったものであったり、

自分の姿や自分の動作、自分が持っている物であったり。

満足しているはずのものでも、どこか満たされていないと感じやすいのです。

この脳の特性を書き換えて、いろんな側面をポジティブに捉える、

自然とプラスに意識が向かう脳へと変えていきましょう。

取り組みとしては、一日を振り返って、

「良かったこと」「嬉しかったこと」「ありがたかったこと」

を書き出ししていきます。

右脳でイメージしたものを、左脳で言語化して形にする、

両方の脳を使い、脳の見方を変えていきます。

すると、いつも不満や愚痴をこぼすような、そんなところに意識が

向いていたはずのものが、

毎日、楽しいことや、良いことがたくさん起こる、溢れていると

感じられるようになります。

普段の生活は、大きな違いはないのですが、

脳の見方が変わることで、目に入っていくる情報がかわってくるのです。

 

そして、お父様お母様が3つの取り組みを行っていただきながら、

お子様と一緒に取り組んでいただきたいこと、

それは、小林一茶の俳句の暗唱です。

暗唱していくことで、記憶力も伸ばしてあげることができますが、

それと同時に、感性や、心を磨いてあげることができます。

では、どうして一茶の俳句なのでしょうか。

それは、小林一茶の俳句は、生きとし生けるものすべてに想いをはせた、

そんな詩が多いのです。

これは、他の作家の作品にはないのです。

馬やカエルといった動物であったり、虫であったり、

はたまた野菜であったり…

そういう、俳句を繰り返し読み聞かせ、暗唱していくことで、

人を思いやれる心が自然と子どもに育っていくのです。

大切なことは、理屈で教えるのではなく、繰り返し読み聞かせること。

 

子どもの「感性」を育てるため、

親子で一緒に楽しく取り組んでみてください。

 

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