2020.12.17
七田式の絵本の読み聞かせ③
絵本の読み聞かせについてのシリーズも今回で3回目。
今回は、絵本の読み聞かせが心に与える影響、「自己肯定感」の育成について
お話しさせていただきます。
過去の記事はこちら👇
そもそも「自己肯定感」とは
「自分のことが大切だと、自分で認めることができること」
自分が大切だと思える気持ちを育てることができれば、
その影響は広範囲に及びます。
将来を信じて勉強できるのも、
失敗を恐れずにチャレンジできるのも、
困難から立ち直ることができるのも、
自分という存在を大切であると思えるからです。
また、「自己肯定感」が高ければ、
自分以外の人を認めることができるようになります。
周りの人を認めたり、誇らしく思ったりすることができるのです。
周りの人を認め、尊重することができるのは、
「自己肯定感」があってこそ。
周囲の人々と円滑な人間関係を保つためにも必要なのです。
読み聞かせは、「自己肯定感」を自然に育む、
誰にでもできる具体的な方法なのです。
それは、どうしてなのでしょうか?
絵本の読み聞かせという行為を通じて、
お父さんやお母さんが
「自分のことを受け入れてくれている」
と感じることができるからです。
『この本を読んで』と言ったら、
『いいよ』と答えてくれる。
それは、自分の要求を親が受け入れることです。
『いいよ』という親の答えを聞いて、
子どもは「自分は親に愛されている」
と感じることができるのです。
その繰り返しが「自己肯定感」を育んでいきます。
幼児期の読み聞かせの一番の目的は、
子どもに お母さんはあなたのために時間を作っている
と示すことです。
下のお子さんが生まれたら、
お兄ちゃんやお姉ちゃんになったばかりの上の子に、
本を読んであげてください。
子どもにとってなによりうれしいのは、
お母さんを独占する時間です。
忙しいお母さんが自分のために時間をとってくれた
ということ自体が、子どもに満足感を与えるのです。
この時期は、読み聞かせの内容以上に、
「時間を割く」ということが大切です。
子どもにとっては、きょうだいが何人いても、
どうしても二人きりになれる時間が必要なのです。
短い時間でも親自身が時間をお子さんのために使って、
ぜひ絵本の読み聞かせをしてあげ、
豊かな心を育んでいきましょう。
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