2020.12.16
七田式の絵本の読み聞かせ②
昨日は、絵本の読み聞かせについて、
ぜひ一日1冊は読んであげましょう!
というお話をさせて頂きました。
今回は、脳に読み聞かせが与える影響について触れたいと思います。
絵本を0歳から小学生に入るまで行っていくことは、
脳に大きなプラスの影響を与えます。
読み聞かせをすることで、子どもの右脳が育ち、想像力が育ちます。
絵本で目にしているのが静止画ということが、
幼児期にはとても重要なのです。
絵本に描かれた絵はもちろん動きませんから、
お話を聞いている間、子どもは自分の頭の中でその絵を動かして、
物語りを楽しみます。
お子さんそれぞれが想像力を働かせて、絵本の絵を自分の頭の中で
動かしているのです。
想像力を働かせて絵本をみることで、お子さんの右脳の想像力は
飛躍的に育っていきます。
50音を覚えるまでは、子どもは右脳をふんだんに使って
絵本を読むことになります。
これが幼児期の特徴であり、それは脳に大きな効果をもたらします。
例えば、白雪姫の絵本でお話しします。。
お話しを何度も読み聞かせをしていると
どうも赤い果物の絵があったり、「リンゴ」と聞こえるときには、
「りんご」という言葉の塊がある。。とわかるようになってきます。
言語と認識していなくても、「りんご」という3つの文字の塊を
見た目で覚えてしまうのです。
また、暗唱から入る子もいます。これも右脳的な覚え方です。
文章を丸暗記していれば、もしかして、文字のこの辺が「りんごかな?」
ということが、わかってくるようになります。
私たちの脳は、年齢が低いほど変化に対応しやすく、
新しいことを学ぶとそれを能力として身につけやすいのです。
実際小学生くらいまでの子どもは、物事をそのまま
「コピー&ペースト」するように覚えて、再現することができますが、
中学生、高校生あたりからは、何か関連付けをしないと、
暗記ができなくなります。
受験の参考書に語呂合わせが多いのは、そういった脳の性質に、
関係しているのです。
ですから「この本は難しいからまだ無理」などと決めつけずに、
お子さんが興味を示した分野の本は、どんどん読んであげるのが良いです。
一日1冊以上、できれば10冊を目標に、お子さんに絵本の読み聞かせを
行ってあげましょう!
七田式の無料体験レッスンのお申込みは👇