2020.12.13
見せていますか?フラッシュカード
今日はお子様の能力開発において大切なフラッシュカードについて、
お話させていただきたいと思います。
教室では「毎日300枚のカードを見せてくださいね」と
担当の講師から言われていると思います。
なぜカードを毎日見せることが大切なのかを、
再度復習を兼ねてお伝えさせていただきます。
フラッシュカードは、左脳を休ませ、右脳を活性化させる働きかけです。
そのため、左脳が働かず、言葉が出ないお子様たちに、
言葉を獲得させることにもつながります。
カードをお子様に見せるということは、知識を与えることが一番の目的ではなく、
右脳の能力を開くための特別な方法なのです。
カードを見せるポイントはできる限り高速でめくって見せます。
なぜならば、左脳を休ませ、右脳を活性化させるためだからです。
左脳は低速脳で、右脳は高速脳です。
カードをゆっくりとした低速で見せると、左脳に対応することになります。
高速で見せると、左脳は対応できずに、右脳が対応します。
高速であればあるほど、右脳を活性化させることになります。
ここでフラッシュカード4つの意義をお伝えします。
①右脳の活性化
カードを高速で見せるので、右脳が活性化されます。
日常使用していない右脳が目覚めるのです。
➁写真記憶が育つ
ひと目で、見たものを再現する記憶力が育ちます。
③言葉を育てる
一つひとつの映像を識別することができるようになり、言葉が育ちます。
カードを大量にフラッシュしてみせるほど、大量の言葉を覚えます。
左脳と右脳とでは、働きが違います。
左脳とは一つひとつ識別する脳です。
右脳学習法で高速に入力すると、右脳のイメージと左脳の言葉をつなぐので、
一つひとつの単語が識別できるようになり、言葉が育つのです。
④右脳と左脳をつなぐポールブリッジの働きをする
カードの絵を見せ、同時に言葉を言って聞かせるので、
右脳の映像と左脳の言葉をつなぎます。
右脳と左脳をつないで、バランスよく、右脳、左脳を発達させるのです。
また、大切なのは、カードの見せ方です。
お子様が見たくないと言っているのに、無理に見せようとしないことです。
無理に見せようとすると、カードが嫌いになります。
お子様がカードを見たくないといった場合は、
「もう、みんな覚えてしまったので見たくない」ということがよくあります。
そのため、お子様がカードを見なくなったら、新しいカードに変える
ということが必要となります。
何よりもお子様が興味を持ちカードを見るように多くの工夫をすることが大切です。
フラッシュカードの中に、お子様の大好きな電車のカードや
昆虫のカードが出てくるようにしたり、
「今日はどんな虫が出てくるかな?」「どんな電車がでてくるかな?」と、
期待感を持たせながら見せることがポイントです。
カードを見せることで、2歳児の標準語彙の獲得数は250語ですが、
七田式に通室しているお子様は1000語になります。
3歳児での標準語彙数は900語ですが、七田式では3600語になります。
また、5歳児標準語は3000語ですが。七田式では12000語となります。
カードを見ることで、右脳と左脳のバランスが良くなり、
様々な能力を引き出すことができるのです。
ほめながら楽しくカードを見せて頂けたらと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。