2020.12.10
干支を学ぼう!
12月も残り半月と少し。
今年を振り返ってみると、現在も進行形ですが、
新型コロナウイルスで一年が過ぎていったという印象です。
皆様にとっては、どんな一年だったでしょうか。
来年は、丑(うし)年です。
正確には辛丑(かのとうし)と言います。
今年の干支が子(ねずみ)で、
来年が丑(うし)といういわゆる十二支というのは、
皆様よくご存知のことと思います。
でも、漢字が表すように、
十二支の「支」は干支の「支」でしかありません。
では、干支の「干」はなんのことでしょう。
これは十干(じっかん)という、甲、乙、丙、丁といった、
10の要素の順列のこと。
10日ごとのまとまりで数えるための呼び名にあたります。
もともとは、古代中国の思想、「陰陽五行説」とむすびつきがあり、
五行説とは「木・火・土・金・水」の5つの要素で、
万物はなりたつという考え方で、
それには2面、表裏といった陰と陽があるという陰陽論が
あわさったものが、「陰陽五行説」です。
この思想からつくられたものが十干です。
そして十干と十二支がくっついた言葉、
それが「干支」になります。
正確には「十干十二支」と言います。。
お正月に神社へお参りに行かれた際、
干支の記載などがあると思いますので、
よくご覧になっていただくと、
十二支ではなく、「十干十二支」で
書かれていると思います。
この十干10種類と十二支12種類が順々に入れ替わっていくと、
干支の組み合わせは、全部で60通りになります。
つまり、干支は60年周期で一回りします。
2020年の今年は、庚子(かのえね)で、
2021年が、辛丑(かのとうし)となります。
実は、以外に知られていないこの十干十二支。
興味のある方は、ご家族でいろいろお調べになってみると
面白いと思います。
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