2020.12.06
辞書や辞典を使う子育てしていますか?
今日は、ご自宅にある辞書や辞典の大切さを、
お話させていただきたいと思います。
最近の子どもたちは分からないことがあるとすぐに、
パソコンやipadなどを使い調べています。
しかし、七田式ではパソコンを使い検索するよりも、
ご家庭にある辞書や辞典を使って調べることをおすすめしています。
なぜならば、辞書や辞典には、言葉や知識がぎっしりと詰まっているからです。
辞書や辞典を引くことで、多くの発見ができ、
何よりもお子様の探究心を育む為にも役立ちます。
パソコンやipadは、言葉を入力すると、短時間で知りたい情報を調べることができます。
その一方で、「辞書や辞典」はページをめくって探さなければいけませんが、
周辺の情報も知ることができ、自分で探すことで、お子様自身の探究心を
育むことに繋がります。
そしてその作業がより広い知識や探究心を身につけることに繋がっていきます。
面倒がらずに「辞書・辞典」の使い方を教え、身近なものにしていきましょう。
辞書や辞典のメリットは4つあります。
①言葉や知識を凝縮
あらゆるジャンルの言葉の意味などが、短い文章で簡潔に記されています。
➁自分で手軽に引くことができる
お子様が「疑問に感じる→探す→解決する」という流れがお子様自身の達成感を高め、
探究心を増幅させます。
③辞書を引くことで語彙数が増える
ページをめくり、探す作業のおかげで、その言葉を頭に入力することができます。
また、一つの言葉を調べた時に、周りにある言葉も自然と目に入り、
幅広い知識を身につけるきっかけになります。
④学習の助けになる
教科書を予習する。
わからない用語や読み方が解らない漢字に印をつける。
言葉の意味や漢字の読み方を辞書で調べて、ノートに書き込む。
④をご家庭で取り入れて頂くことで、お子様が学校の授業に臨むと、
スムーズに先生の話を聞くことができます。
以上のことからもご理解いただけるように辞書を引くことは大切です。
保護者様のすべきことは、お子様に「辞書の引き方を教えることです」
1、横にある印で「は」行の「ひ」の部分を見つけます。
2、「はしご」を見ながら、ページをめくります。
3、2文字目以降の文字も、五十音順に並んでいることを教え探し出しましょう。
引き方を覚えたら、引く習慣を身につけることが大切です。
何よりもお子様自身に「辞書を引くとは楽しい」と感じさることが大切です。
これが辞書と親しくなる第一歩です。
学校の授業で辞書を使うから辞書を引くことが大切なのではなく、
調べたいことがあるから辞書を引くという感覚を、
低年齢の頃から身につけさせていくことが必要です。
多くの言葉を吸収したお子様は、表現力豊かな作文へとつなげることができます。
親子で楽しみながら、辞書を使いゲーム感覚で触れてみましょう。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。