1. 子どもの運筆力を育てよう!

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2020.12.03

子どもの運筆力を育てよう!

子どもの運筆力を育てよう!

2020年、令和2年も残り1ヶ月を切りました。

年が明ければ、新入園、新入学されるお子様もおられると

思います。

子どもにとっては、新たな活動の場所が広がり、

楽しみにしてることと思います。

本日は、子どもの運筆力についてです。

運筆力とは、文字の通りに、筆を運ぶ力、

鉛筆を自由自在に動かすことのできる力です。

近年、子どもたちの運筆力が弱くなってきていると

言われています。

さまざまな原因があると言われていますが、

幼児期に指先を使う、微細運動や、大人でも少なくなった

書く習慣が、子どもたちの環境ではさらに減っていることも

懸念されるところです。

お絵かきといった遊びも、いまはタブレットでできて便利、

ということもあります。

ますます、子どもたちの運筆力、筆圧は弱くなっていく

傾向にあります。

 

最近の小学校では、鉛筆を2BやBと指定してくる学校が

増えてきています。

また、学校によっては、

1年生は6B

2年生で4B

3年生で2B

HBは、持たせないよう指定してくる学校もあるそうです。

硬い鉛筆だと、文字が薄く、線が細いため、読めない、

黒板に書かれた事をノートに記入するにも、時間がかかる、

授業に支障が出てくるからです。

当然、運筆力が弱ければ、学習においても影響してきます。

 

以前、このブログ内でご紹介した入学前に身につけておきたい

基本的な10個の概念と合わせて、小学校入学までに、

正しい鉛筆の持ち方、運筆力、線書き、ひらがな、カタカナの文字書き、

できるようにしてあげましょう。

過去の記事は👇

「基礎概念」を遊びでみにつけよう!①

「基礎概念」を遊びでみにつけよう!②

「基礎概念」を遊びでみにつけよう!③

 

現代人の、文字離れが増えていると言われています。

本を読むことや、新聞は読まない、ネットニュースや電子化。

大人の生活スタイルが変わってくれば、子どもの環境が変わっていくのは、

必然のこと。

ですが、それによって先々困ってしまうのは、子ども達であって、

親御さんではありません。

幼児期なら、遊びながら身につけていける時期。

積極的に「書かせる」ことをしていきましょう。

 

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