2020.11.29
読解力を身につける方法
今日はお子様にとって大切な読解力を身につける方法を、
お話させていただきたいと思います。
「読」んで理「解」する力、読解力は国語の学習だけに必要なものではありません。
テストのとき、どの教科にも問題文があります。
この問題を正しく理解できないと、正しい答えを導くことはできません。
今回はお子様の読解力チェックをしてみましょう。
- 計算問題や漢字の問題は得意だが、文章題や読解問題は苦手。
- 問題文をよく読まず、すぐに問題にとりかかる。
- 何度も問題文を読み返している。
- 考える時間が長く、なかなか答えられない。
- 普段、あまり本を読まない。
いかがですか。
いくつ当てはまりましたか?
お子様が一つでも当てはまるものがあれば、問題文をきちんと
理解できてない可能性があると思われます。
読解力は、全ての教科の学力の基礎となり、中学生以降には、
ますますその力が問われます。
また、「共感する」、「伝達する」など、コミュニケーション能力とも関りを持っています。
まずは、お子様の読解力アップにトライしてみましょう。
何より苦手意識を持たせないよう、低学年のうちは簡単な内容のものにし、
実力に応じて内容を充実させていきます。
また、お子様の興味のあるジャンルの本もよいのですが、内容が偏ってしまうと、
一定のジャンルの文章しか読めなくなってしまうこともあります。
幅広い分野からまんべんなく、保護者様が読んでほしい本も取り入れながら、
与えていきましょう。
ここで、お子様の読解力をアップさせる読書のステップをお伝えします。
- 読み聞かせ
本に親しみ、内容を理解する力を育てる。
- 音読
章を声に出し読むことで脳が活性化し、理解力もアップします。
保護者様と交互に読むこともおすすめします。
- まとめ
読み終えたら、「どのような内容だった?」とストーリをまとめさせます。
また、「どう感じた?」など聞いて、お子様の考えや感想を整理させ、
読み解いたことを発表させます。
読解力は、これからのお子様の学習や社会に出てからも必要な力となります。
イメージを活用したり、本を利用したりして、
お子様の力を伸ばしていただけたらと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。