2020.11.17
「基礎概念」を遊びで身につけよう!①
子どもが成長し、学校生活や社会に出ていく際に、
身につけておく必要があるもの「基礎概念」について、
お話しをしましょう。
そもそも「概念」とは、なんでしょう?
辞書で意味を調べると、
「思考において把握される、物事の何たるかという部分。
抽象的かつ普遍的に捉えられたそのものが示す性質。
物事についての大まかな共通の知識や理解」
ということになります。
七田式では、生活をしていくうえで、欠かすことのできない
10の概念を基礎概念として、幼児期に定着をはかっていきます。
そうすることで、その後の学習もスムーズに進み、
理解力を育てることにもつながっていくからです。
では、七田式で大切にしている10の基礎概念を確認しましょう。
①色
②形
③大小
④数
⑤量
⑥空間認識
⑦比較
⑧順序
⑨時
⑩お金
この10が基礎概念というものです。
それぞれを遊びの中で、取り組みとして、声掛けをして、
理屈ではなく、繰り返し行っていくことで、
子どもたちは自然と概念を身につけていきます。
本日は、この中から2つご紹介しましょう。
①色
色はすべてのものが、さまざまな色を発しています。
色のないものはありません。
まずは、基本の3原色から教えていきましょう。
3原色は、赤、青、黄です。
いわゆる色の3原色と言われるもので、
どんな色もこの3つの色の組み合わせで構成されています。
フラッシュカードなどで色をみせていく、
声掛けをしながら色を教えていきましょう。
色は微妙な違いで、さまざまな色味があります。
そして、自然界には作られた色ではない、
自然が織り成す色味があります。
実際の自然、そしてそれを表現した名画なども
積極的にみせてあげましょう。
②形
形の基本は、丸・三角・四角です。
三つのものをまずは、ブロックやパズルなど使いながら
教えていきましょう。
それがわかるようになったら、楕円形・正三角形・二等辺三角形
・直角三角形・平行四辺形・台形といった形も教えていきましょう。
目に入ってくるものは、色と形の組み合わせです。
たくさんの色、いろんな形、見せて、触らせて、感じさせて、
豊かな成長を育みましょう。
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