2020.11.15
記憶のチカラを引き出してあげましょう②
昨日は、記憶のチカラとして直観像(写真)記憶について
お話しさせていただきました。
見たものを瞬間的に、カメラで写真を撮るように、
頭の中に記憶をとどめておける、それも長期にわたり記銘でき、
いつでも想起(思い出すこと)できるチカラです。
右脳の記憶、イメージで記憶することができると、
学習においても、スポーツや、芸術、人間関係にいたっても、
記憶のチカラが大きな役割を果してくれます。
では、この直観像記憶を引き出し、育て、身につけるためには
とうしたら良いのでしょう。
実は、この直観像という能力は、3歳くらいの子どもたちは
どの子もできる、大人になった方も、幼少期はできたチカラです。
それが、2歳ごろから言葉の習得に伴い、言語を司る左脳が急速に発達し、
どちらかをより使うかという優位性が右脳から左脳へ移行し始めます。
そのため、イメージで捉えていたものが、言語的に捉えるようになっていくのです。
一つ一つに意識を向け、言葉として理解していくことで記憶しようとします。
意識を向けなかったところは、視界にあっても記憶に残りません。
ということは、幼少期からできるはずの右脳記憶を、イメージを活用して、
記憶するということを習慣化してあげることです。
日頃からイメージで記憶する環境を用意してあげることで、
直観像記憶の回路をつくり、定着させてあげることです。
「全体を一つとしてみる」ということを言葉がけしてあげ、
写真が頭に残るよと、声掛けしてあげることです。
七田式のレッスンでは、直観像カードを用いて、
「全体を一つとしてみてね」と必ず声をかけます。
脳は、問いかけられたことに反応するからです。
カードには、絵や数、文字といったものが複数描かれています。
それを1秒~2秒ほどみるという取組みを行ないます。
それを継続していくことで、能力をより伸ばしてあげることができます。
言葉が上手に出てくる年齢になったら、見たものを聞いて、
言葉にさせて、出力をさせます。
そうすることで、右脳と左脳とを繋げ、両脳を使って記憶するチカラを
身につけていくことができます。
ぜひ、ご家庭で取り組んでみてください。
ご家庭での取り組みのヒントとして、👇の書籍にもやり方や、
七田式の教材が少しですが付録されています。
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