2020.11.15
プリント学習は大切です
お子様の能力をあげるためには何より、毎日行うことが大切です。
そのためにまずは3つのコツをお伝えします。
「易しく」「楽しく」「短時間」これがポイントです。
まずは日々の継続を大切にし、能力をきちんと定着させることです。
なぜ、プリント学習は大切なのでしょうか?
「知識」とは右脳に入力しただけでは実践的な力にはならず、
「言う」「書く」といった左脳の「出力」の過程を経て初めて、
実生活で使える能力になります。
その出力を効果的に行うことができるのが「プリント学習」です。
プリント学習には2つの役割があります。
1つ目は「入力の指標」としての役割です。
幼児期のプリント学習は、日常の体験や日々の生活で身につけた知識の確かめです。
なので「プリントで教えようとしない」ということが大切です。
2つ目は「知識の統合」を育む役割です。
子どもが身につけた知識を、目的に応じて統合し、
実生活でつける力として育てる役割です。
プリント学習には、抽象的であったり、拡散していたり、理屈抜きで覚えていた情報を、
具体的・論理的に統合させ、必要に応じて使える能力に育てる働きがあります。
まずは、毎日の継続です。
そのための3つのポイントは
①「易しく」
お子様が簡単に問題を解いてしまうと、保護者様はすぐに上のレベルに
進みたがるものです。
しかし、1度できたからといって、100%できるようになったのかというと、
必ずしもそうではありません。
時間が経過しても、その問題が解けるようになるまで深めることが大切です。
プリント学習は何より「繰り返し」が重要です。
➁「楽しく」
お子様がプリント学習を継続できない時の多くは、「やる気」を失っています。
では、「やる気」とはどのように育まれるものなのでしょうか?
「しかられた」「否定された」という体験からは生まれることはありません。
「楽しい」「嬉しい」という経験をすることから、自発的なやる気が育つのです。
③「短時間」
お子様の集中力は短いものです。
1つのことに集中できる時間は、「年齢+1分」ともいわれています。
無理やり座らせ、ダラダラと勉強させることほど、効率の悪いことはありません。
「我が子の集中力は〇分」という認識で、「短時間、集中して取り組む方が効果的」と
気持ちを切り替えることが大切です。
週に1度長時間プリント学習をするのではなく、毎日ごくわずかな時間、
決まった枚数のプリントを継続的に続けることが何より大切です。
毎日コツコツ取り組んでいただけたらと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。