2020.11.04
右脳教育ってどんな教育?①
「七田式教育法ってどんな教育だと思いますか?」
と聞かれると、多くの方が、
『カードを早くめくる(フラッシュカード)レッスン゙…』
『右脳教育で、すごい記憶力が育つ教育…』
といった回答をされます。
もちろん、フラッシュカードも取り組みとして行いますし、
右脳への働きかけをたくさん行ないます。
では、その右脳へ働きかける教育、右脳教育とはどんな教育なのでしょう?
本日は、七田式の右脳教育についてのお話しです。
早期教育というと、詰め込みというイメージをお持ちの方もおられるかも知れませんが、
七田式の右脳教育の特徴は、イメージを上手に活用すること、そして繰り返して取り組む
パターン教育です。
知識や情報を、言語(言葉)で理解させ覚えさせる、教えるという左脳的なアプローチではなく、
右脳の特性でもあるイメージをさせ、理解、記憶を求めず、繰り返すことで自然と吸収していく、
そういうアプローチを行ないます。
子どもの年齢が低ければ低いほど、言語を司る左脳より、
イメージや直観を司る右脳が優位に動いています。
だからこそ、右脳が優位に働いている幼少期に右脳の持つチカラを引き出し、育て、
そして大人になっても使えるように定着していくことを大切にしています。
では、右脳の持つチカラとはどんなものがあるのでしょう。
いくつかある中で、例をひとつだけあげると、直観像(写真記憶)というものがあります。
見たものを瞬間的に映像でそのまま記憶するというもの。
つまり、写真に撮るように細部まで記憶できるチカラのことです。
某テレビ番組で、「絵心」がある、ない、それぞれの方の描いた作品を
みるようなものがあります。
絵を描くのが苦手な人、思わず笑ってしまうような作品ですが、
どうしてそうなるのでしょう?
絵を描くのが上手な人との違いはどこにあるのでしょう?
大きな違いはイメージできるかできないか、
イメージが鮮明に記憶されているか、否か、
ということが、一つの要因であると思います。
題材を見ながら描くのではなく、頭の中のイメージをキャンバスに描いていくのですから、
そのイメージが漠然としているから、イメージで記憶していないため、
描くことができないのです。
よく、右脳は芸術性の脳と言われるのは、絵や音楽といったいろいろな芸術は
イメージ力がとても大切な要素だからですね。
この直観像(写真記憶)ができると、
いろいろな場面でそのチカラを発揮することができます。
学習においても、人間関係、コミュニケーションにおいても、
見たもの、聴いたことをすぐに記憶し、いつでも思い出すことができます。
でも、このチカラは、幼少期からの働きかけがなければ、
消えていってしまうのです。
では、どんな働きかけをして、どうすれば残してあげられるのでしょう?
その方法については、次回お話しいたします。
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